エデュケーショナルロボット「Romo」が国内販売中止か。iOS9への対応はおこなわず

知人より悲しいお知らせが届きました。なんと、日本でも人気を博していたエデュケーショナルロボット「Romo」が2月1日より販売中止になるというのです。

知人に届いたメールを転送していただきました。

いつもRomoをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
また、昨年より発生しておりました不具合にてご不便をおかけしておりまして
誠に申し訳ございませんでした。

2014年より販売してまいりました「エデュケーショナルロボット ロモ」でございますが、
2016年2月1日をもちまして販売を中止させていただくこととなりました。
iOS9へのアップデートに伴うアプリのバージョンアップおよび、テレプレゼンス機能(ロモコントロール)の
接続が出来ない状況について、昨年よりメーカーであるロモティブ社と交渉してまいりました。

先般、ロモティブ社より今後のバージョンアップを行わない旨、正式に回答がありましたため、
弊社といたしましては販売の継続は困難と判断いたしました。

既にご購入いただきましたお客様には大変ご迷惑をおかけいたしておりますが、
アプリのバージョンアップを除くユーザーサポートにつきましては今後も継続させていただきます。

Romoのサポートに技術的な問い合わせをしていたところ、本日こちらのメールが返ってきたそうです。アプリのバージョンアップが行われないことが原因のようですね。

Romoは、本体にiPhoneを差し込むことで動き出すロボット。以前からユーザーの間では、「iPhone6以降に対応していない」などの声があがっていました。

日本の代理店が手を引くという判断だと思いますが、米・ロモティブ社もアップデートはおこなわないという正式な回答をしているということで、世界的にも販売が終了する流れなのかもしれません。

ただ、世界中でたくさんの人に愛された「Romo」だけに、新しいバージョンの「Romo」が販売される可能性は多いにあると思います。「Romo2」に期待しつつ、今後の展開を見守っていきたいと思います。

▽ Romo
http://www.romotive.jp/

ABOUT THE AUTHOR / 

ロボスタ編集部

ロボスタ編集部では、ロボット業界の最新ニュースや最新レポートなどをお届けします。是非ご注目ください。

PR

連載・コラム