バイドゥが翻訳機能付きWi-Fiルーターを発表! 日英中国語に対応、80ヶ国で利用可能
2017年9月20日
By ロボスタ編集部
世界の検索市場において第2位のシェアを有している中国のインターネット検索プロバイダーBaidu, Inc.(百度)は、9月19日に名古屋大学で開催された機械翻訳に関連する代表的な国際会議「MT(Machine Translation) Summit XVI」にて、中国代表として、同社の技術を活用した新しいAIプロダクトを発表した。
MT Summit XVIで百度の技術員会会長:呉華氏(WuHua、写真左)が行ったデモンストレーションの様子
百度智能Wi-Fi翻訳機について
同社が発表したのは、翻訳機能つきのWi-Fiルーターだ。
中央の小さいボタンで言語の切り替えを行ない、大きな丸いボタンを押しながら話すことで自動的に翻訳される。現バージョンは切り替えが必要だが、将来的には言語も自動で認識予定だ。重さは156gで、サイズは縦152mm、横62mm、厚さ19mm。iPhone7 Plusよりも小さく、少し厚みがある。80か国のネットワークに対応し、中国語、英語、日本語などに対応と発表されている。百度の音声認識技術と機械翻訳技術が採用されているようだ。
同製品は今後、年内に中国でのレンタル・販売を実現し、来年春節(2月16日)前には日本での展開を目指すとしている。
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