クラタス、左腕で操縦室をぶん殴る! 日米巨大ロボット対決の模様が一部先行公開。本編は18日午前11時から

いよいよ明後日10月18日11時(日本時間)、待ちに待った日米巨大ロボット対決「クラタスvsメガボッツ」の動画が公開される。世界初のこの巨大ロボット同士の対決。歴史的な試合になることは間違いない。

動画はAmazon.comが提供するライブストリーミング配信プラットフォーム「Twitch」にて公開される。

本日公開された対戦に向けたティザー動画。注目は動画の5秒前後。

その開催を前に、本日この対戦のティザー動画が公開された。17秒の短い動画だが、この動画の5秒あたりのシーンに、クラタスがMegaBotsのロボット「Eagle Prime」の操縦室周辺をぶん殴るシーンが収められている。映像はEagle Primeの操縦室の視点に立っているが、Eagle Primeの機体が大きく揺れているのがわかる。果たしてクラタスはこの歴史的な試合に勝利することができるのだろうか!? 当日の映像は必見だ。(というか、本当に人が乗り込んで対戦してるんだ)



ここまでの経緯を少し振り返る

今回の対戦動画はファンにとっては「待ちに待った」動画になることだろう。この戦いは、米・Megabotsが、2015年7月に水道橋重工宛に「決闘をしよう」とYouTubeで挑戦状を送った所からスタートした。水道橋重工は同じくYouTubeの動画で「受けて立つ」ことを語った上で、「ぶん殴って倒した方が勝ち」と対戦方法を提案。1年後に巨大ロボットバトルを開催することが決定した。

動画の30秒前後で、「デカいものに銃つけりゃいいっていうアメリカ文化、アメリカ丸出し」と挑発する

しかし、1年後の開催を目指してきた両社だったが、「開催場所がなかなか決まらない」という問題で開催時期が伸びることに。水道橋重工の代表である倉田光吾郎氏のブログ「なんでも作るよ」では、この開催場所が決まらない期間についての説明がある。

倉田氏によると、対戦の受諾ビデオをアップした数日後に、「オレらにオーガナイズさせてくれ!、場所はドバイで!!」とUAEから連絡が入ったのだという。一旦決裂したものの再交渉を始めたが、「3か月経ち、連絡しても返事がまばらに」なったそうだ。そしてプランBということで、開催場所の決め直しをすることになったという経緯がある。(同ブログより

今年に入り、開催は9月との予告が入り、9月の頭には倉田氏も会場入りした。開催場所は明かされぬまま、数日間のロボットの整備期間を経て、9月中に対戦は実現されたようだ。




9月30日にMegaBotsはツイッターで、今回の対戦の動画を近日中に公開することを発表し、つい先日、対戦日時をアメリカ時間10月17日午後7時と発表した。日本時間では10月18日午前11時となる。

日本人としてはクラタスに勝ってもらいたいと願うばかりだが、MegaBotsの「Eagle Prime」もめちゃくちゃ強そうだ。そして強そうなだけじゃなく、トヨタのプリウスを破壊したりしていて怖い。まさに強敵。クラタスの初戦にふさわしい相手と言えるだろう。

プリウスを破壊する「Eagle Prime」

今回上で紹介したティザー動画は「#1」となっているので、明日にでも「#2」の動画の公開があるかもしれない。

これから私たちにできることは、パソコンの前でクラタスの勇姿を見守ることだけだ。

ABOUT THE AUTHOR / 

ロボスタ編集部

ロボスタ編集部では、ロボット業界の最新ニュースや最新レポートなどをお届けします。是非ご注目ください。

PR

連載・コラム