【動画あり】スフィロのスター・ウォーズ新ドロイド「R2-Q5」レビュー!注目のポイントはココ!「R2-D2」とも比べてみた

スフィロのコネクテッド・トーイ「ドロイド」シリーズに、新製品「R2-Q5」が追加された。スターウォーズ・ファンなら誰でも気になるアイテムだろう。
スフィロのコネクテッド・トーイ「ドロイド」シリーズはこれまで、「BB-8」「R2-D2」「BB-9E」が発売され、ユーザーからはいずれも高い評価を得てきた。それに続いて「R2-Q5」がラインアップに加わることになった。販売はAmazon限定で、10月27日から開始されている。

まるで黒いR2-D2、それが「R2-Q5」だ

「R2-Q5」は、スターウォーズの第一作、エピソード4で登場したキャラクター。黒が象徴しているように、ダークサイドのドロイドだ。Amazonの販売ページでは、「R2-Q5」を次のように紹介している。

帝国軍の最新技術
R2-Q5は 銀河帝国軍のスパイを脅威をもって排除するパルパティーン皇帝からも信頼を得た恐ろしいアストロメク ドロイドだ。この特徴的な機能と姿は他のアストロメク ドロイドにはみられない恐ろしい銀河帝国軍のドロイドの象徴だ。このアイコニックなドロイドをスマートディバイスでコントロールしよう。 二脚から三脚歩きにしたり、あるいは情感豊かによちよちと歩かせたりしてみよう。 ホログラフィックのシミュレーション AR(拡張現実)でデス・スターⅡ スター・ウォーズの銀河系を探索してみよう。


「R2-Q5」のパッケージと梱包内容「開封の儀」

さっそく新発売の「R2-Q5」のパッケージ、梱包内容、使い方、楽しみ方などを紹介していこう。
なお、仕様や遊び方は同シリーズの「R2-D2」もほぼ同じ。「R2-D2が気になる」という方にも参考にしてもらいたい。

「R2-Q5」のパッケージはシリーズ共通のサイズと基本デザインを踏襲、黒いボックスとスリーブが採用されている。


黒いボックスを開けると、銀河帝国軍のアストロメク ドロイドが現れる。身長は17cm、体重は約340g


同梱内容はドロイド本体、USBケーブル、リーガルガイドの3点。


ACアダプタは同梱されていないので、別途市販のものやスマートフォン用のものを流用して充電しよう。


「R2-D2」と「R2-Q5」を仲良く充電中。開梱したらまず充電!



「R2-Q5」と「R2-D2」を並べてみた

「R2-Q5」と「R2-D2」は、動作やサウンドギミックについては異なるが、並べてみるとカラー以外、外観上の違いは特に感じられない。





ドロイドを動かして遊んでみよう

スフィロのコネクテッド・トーイ「ドロイド」シリーズを遊ぶには、iPhoneかiPad(iOS対応機器)、Android端末が必要になり、セッティングや操作はすべてアプリで行う。例えば、iPhoneなら、App storeから「Star Wars Droids App by Sphero」をダウンロードして使用する(無料)。「sphero」で検索すればみつかるはずだ。

App storeからインストールした「Star Wars Droids App by Sphero」(A)をタップしてアプリを起動する

スフィロのコネクテッド・トーイ「ドロイド」シリーズはすべて、このアプリで操作できる。全モデルがほぼ共通の操作方法なのはうれしい

まずはスマートフォンとドロイドを接続(ペアリング)する

アプリが近くにあるドロイドを自動的に検出して画面に表示する。接続したいドロイドを選択する。逆に言えば、ひとつのスマートフォンでは”同時に”複数のドロイドを操作することはできない

今回は「R2-Q5」を選択してペアリング完了!

設定が完了したら、次にドロイドとの向きを合わせよう(これが大切)。スマートフォンを持っているユーザーの向きとドロイドの方向が正しく同期設定できていないと、スマートフォンで前進を命じても、まっすぐ前には進んでくれない可能性があるので、これはしっかりやっておこう。遊んでいる最中にも簡単に再設定できるので「方向がずれているかな」と感じたらこの作業を行おう。この画面のときに、ユーザーから見て直進方向にドロイド本体の方向を合わせる。(ユーザーから見るとドロイドの背中が見える)


これ(下)がアプリのドロイド操作画面(R2-Q5用の例)。左の「A」部分を指でドラッグして、ジョイスティックの感覚で、方向と速度を指示する。これは直感的でドロイドを操作しやすい。


「B」は予め設定されているアクションのボタン。ドロイドが驚いたり、奇声を上げて転倒したり、ヨタヨタと前進したり、など、アクションが予めプリセットされている。
「C」をドラッグすると、ドロイドは頭部の向きをクルクルと変える。

この操作画面を駆使して、ドロイドを自由自在に動かそう!

■「R2-D2」と「R2-Q5」の操作動画はこちら


「R2-Q5」「R2-D2」の本体

「R2-Q5」「R2-D2」ともに、4つのアクチュエーター(モーター)を搭載している。頭部ドーム用に1つ、両脚部に1つずつ、ショルダー部と中央の足の格納用に1つだ。

てにすると、ドロイドが細かいディテールまで再現されていることが実感できるはずだ。頭部のランプと光るパネルは劇中のものにそっくり。脚部のコード類は柔らかな樹脂部品で作られているし、通常は二本足で立っているが、移動時には中央の3つめの足がボディから出てくる動きも秀逸だ。ファンならずとも、ついニヤニヤしてしまうに違いない。
ちなみに、ドロイドの音声やサウンドギミックは、スマートフォンからではなく、内蔵されたスピーカーから直接出力されることも付け加えておきたい。

頭部の動きやLEDで劇中のドロイドを再現

脚部のケーブルも樹脂で再現


その他の機能

ドロイドのリモコン操作の他にも、さまざまな遊び方が用意されている。ドロイドが自動で周囲を偵察する「パトロールモード」、指でなぞった通りにドロイドが動く「トレースモード」、スター・ウォーズに登場した宇宙船の中を探索する「AR(拡張現実)機能」、ドロイドたちとともに映画スター・ウォーズ シリーズを鑑賞する「Watch With Me(一緒に映画をみよう)」などが用意されている。

スター・ウォーズに登場した宇宙船の中を探索する「AR(拡張現実)機能」のメニュー画面。探索できる宇宙船は、所持しているドロイドによって異なる

「Watch With Me(一緒に映画をみよう)」のメニュー画面。シーンによって、それぞれのドロイドがユニークな反応をする

「R2-Q5」と「R2-D2」ともに、スター・ウォーズのファンだけでなく、ロボット好きの読者も、機会があれば是非、手にとってその世界観を体験して欲しい。


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ロボスタ編集部

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