
スフィロはボール型のロボット・トーイ「スフィロ ミニ」の発売を発表した。
顔の表情で操作できる「フェイス・ドライブ機能」ほか、スマートフォンで操作できる機能を4種類も搭載しているほか、スマホゲームのコントローラとして楽しめて、プログラミングまで可能という多機能トーイだ。
スフィロ ミニの最大の特徴はそのコンパクトさ。例えるなら、ピンポン玉サイズ。このサイズにも関わらず、スマートフォンの専用アプリを使って自由にコントロール(操縦)することができる。価格はオープン価格で想定される参考価格は¥5.880(税抜)/ ¥6.350(税込)前後。
更に、スフィロ社の教育向けアプリ「Sphero Edu(スフィロ イーディーユー)」を使ってプログラミングをして楽しむこともできる。
カラーはブルー、グリーン、ピンク、オレンジ、ホワイトの5色が用意されている。
なお、ボールの外側は「シェル」と呼ばれ、パカッと開いてはずすことができる。充電する際はシェルを開けて本体にケーブルを繋いで行う。
世界最小!アプリ対応ロボティックボール
スフィロ ミニは、42mm、重さ46gのロボティックボール。初めてみるとそのコンパクトさに驚くだろう。こんなに小さなサイズでもフル充電(約1時間)で、40分から約1時間続けて楽しむことができる。
スフィロミニをスマートフォンでの操作(操縦)して、自由に走らせたり、ゲームのコントローラとして遊んだり、更にプログラミングなどをして楽しむことができる
スフィロ ミニを自在にドライブする
専用のスマホアプリ「Sphero mini」を使って、スフィロ ミニを自由に動かすことができる。動かすモードは4シュルが用意されている。
まずもっともシンプルな「ジョイスティック」。スフィロ ミニを進めたい方向にスマートフォンの画面を指でなぞって走らせる方法だ。
次は「傾ける(ティルト)」。スマホ本体を傾けることで、スフィロ ミニが走るのだが、イメージとしてはスマートフォンが大きな板でその上にスフィロ ミニを置いて、スマホの傾きに応じて重量でスフィロ ミニが転がっていく感じ。
「スリングショット」はゴム銃を撃つように引っ張ってはじくと、その方向にスフィロ ミニが滑走する。ゲームユーザーなら「モンスターストライク」の引っ張りハンティングを思い出すと良いだろう。
特徴的なのが4つめの「フェイス・ドライブ機能」。スマートフォンのカメラ機能と連動し、スマートフォンに向かって笑顔を見せるとスフィロ ミニが前進する。大笑いの顔を見せるとスピードアップして前進する。困り顔をすると戻ってくる(後進)。顔を傾けると傾けた方向にスフィロ ミニを走らせることができる。これは近日中に詳しくレポートしたい。
ゲームのコントローラとして使う
「スフィロ ミニ」のアプリには3種類のゲームが搭載されている。ゲームはスマートフォンの画面を見ながら、スフィロ ミニを傾けたりしてコントローラとして操作する。今後、対応するゲームを更に増やしていく予定だ。
ラウンドトリップ
スフィロ ミニを回転させて、多角形の“ブロック”にボールを当てて破壊していく。
ライトスピードドリフター
スフィロ ミニを使ってトンネルの傾きを調整して、レースカーで出口と高得点を目指すゲーム。
エグザイルⅡ
宇宙船を操縦し、障害物を打ち落とすシンプルなシューティングゲーム。スフィロ ミニを前後左右に回転させてゲーム中の宇宙船を移動させ、障害物を撃墜したり、ボーナスアイテムをとる。
スフィロ ミニの操作も楽しみ方も、重要なのは間隔。言葉で説明してもピンと来ないが、動画を見るとひと目で理解できるのではないだろうか。
■スフィロ ミニの楽しみ方
音声やサウンド付きの動画は下記を↓クリック
■プロモーション動画はこちら
主な仕様
• iOS 10 & Android 5.0以降のバージョンに対応
• 取り外し交換可能なプラスチックシェル
• ジャイロスコープ&加速度計
• LED ライト
• Bluetooth 接続(10メートルの範囲)
• 同梱のUSB で充電(フル充電で約1時間使用可能)
• 無料アプリ:iTunes またはGoogle Play から利用可能なスフィロ ミニの専用アプリ
• 高さ:42mm /幅:42mm /重さ:46g
• 最高速度1m/秒
• 無充電からフル充電までの充電時間は、1時間
同梱品
• スフィロ ミニ本体
• USB 充電ケーブル
• ミニ三角コーン(3個)
• ミニボーリングピン(6個)
ロボスタではこの注目の「スフィロ ミニ」の開封の儀や使用レポート、プログラミング体験など、詳しくレポートする予定です。
お楽しみに。