ピクサーのアニメーターがデザインした移動型ロボット「Kuri」の発送が開始!

カリフォルニアに拠点を置くスタートアップの「Mayfield Robotics」は、移動型コミュニケーションロボット「Kuri」の発送を開始したことを発表した。

「Kuri」は家庭内で活躍するコミュニケーションロボット。本体の下部にはタイヤが付いており、移動することができる。まずはアメリカ国内で699ドルで先行販売されており、第一弾の先行申込者に対して発送が開始された形だ。

画像はKuriの公式ブログより

このロボットは、頭にタッチセンサー、目にはカメラ、胴体に4つのマイク、心臓部にハートライト(感情によって色を変える)、胴体下部には2つのスピーカーを搭載している。そしてマッピングセンサーがあり、移動機能を有しているのが大きな特徴の一つと言える。



Kuriのサイズは、高さ約50cm 幅約30cm 重さは約6.3kg。ルンバの幅が35cm程度であることを考えると、Kuriも家庭内である程度自由に動き回ることができる。このKuriの可愛らしいデザインは、元Pixarのアニメーターによってデザインされている。会話ではなく動きや鳴き声でコミュニケーションをするという点は、タカラトミーから発売されている米・Anki社開発の「COZMO」と似ている。「COZMO」も「Kuri」と同様にピクサーのアニメーターによってデザインされており、コミュニケーションのUXが非常に近しいことがわかる。


タカラトミーから発売されている米・Anki社開発の「COZMO」

日本のロボットデザインはよく鉄腕アトムなどのマンガやアニメの影響を受けていると言われる。アメリカからは今後、ピクサーのアニメーターが参加するロボットが多数登場してくるのかもしれない。

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ロボスタ編集部

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