【速報】タカラトミーが新作「ゾイド」を発表 価格は3千円、発売は今年6月

株式会社タカラトミーは1983年からオリジナルIPとして展開する「ゾイド」の12年ぶりとなるシリーズ最新作「ゾイドワイルド」を立ち上げ、玩具、まんが連載、アニメ化、家庭用ゲーム、キッズアミューズメントゲームなどのメディアミックス展開を2018年4月より順次実施すると発表した。

タカラトミーは2月より「最獣要計画 Z」のカウントダウンをしてきた。Zは「ZOIDS」の頭文字だったのである。

玩具展開として、新たなデザインとギミックを取り入れたリアルムービングキット(組立式駆動玩具)「ゾイドワイルド」シリーズを2018年6月から全国の玩具専門店、百貨店・量販店の玩具売り場、インターネットショップ、そしてオフィシャルショップ「ゾイドベース」等にて発売する。




「ゾイドワイルド」には新ギミックとなる「ワイルドブラスト」を搭載する。オリジナル動画制作用アプリを提供するメディアミックスの展開も4月より本格的にスタートする。

「ゾイド」は、恐竜や動物をモチーフとした“メカ生命体”。そのリアルムービングキットは、電動モーターもしくはゼンマイが付属し、組み立て完了後にまるで本物の生命体のように動き出すことが特徴だ。最新シリーズの「ゾイドワイルド」は、「ゾイドは地中から発掘され、復元される」という世界観設定になぞらえ、「発掘」「復元」を行った後「骨(ボーン)」「外装(アーマー)」の順に組み立てるという、“復元”をテーマとした新たなデザイン・組み立て方法を採用している。

手前がアーマーを装着したタイプ。後ろがボーンタイプ。

これによって、従来の「ゾイド」の魅力である“組み立ての楽しさ”、“組み立てたゾイドが動き出す喜び”、“精巧かつリアルなデザイン”が更に進化した。さらに、“必殺技アクション”、“専用アプリによる動画制作”という新たな要素も追加されている。

必殺アクション「ワイルドブラスト」発射形態


玩具としての高い完成度を保ちながら新たな時代の「ゾイド」へと進化させるため、第1期ゾイド(1983年~)・第2期ゾイド(1999年~)の開発陣が若手メンバーたちにこれまで培ってきた技術や想いを伝承しながら、若手のもたらす新たな視点を取り入れて開発されてるのだという。

「ゾイドワイルド」は今年6月より販売が開始される。ゾイドワイルド「ワイルドライガー」、「ギルラプター」ともに価格は3千円となる。

詳細レポートの記事「【動画あり】8種の「ゾイドワイルド」が動き出す!新ゾイド詳細レポート」につづく。

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神崎 洋治

神崎洋治(こうざきようじ) TRISEC International,Inc.代表 「Pepperの衝撃! パーソナルロボットが変える社会とビジネス」(日経BP社)や「人工知能がよ~くわかる本」(秀和システム)の著者。 デジタルカメラ、ロボット、AI、インターネット、セキュリティなどに詳しいテクニカルライター兼コンサルタント。教員免許所有。PC周辺機器メーカーで商品企画、広告、販促、イベント等の責任者を担当。インターネット黎明期に独立してシリコンバレーに渡米。アスキー特派員として海外のベンチャー企業や新製品、各種イベントを取材。日経パソコンや日経ベストPC、月刊アスキー等で連載を執筆したほか、新聞等にも数多く寄稿。IT関連の著書多数(アマゾンの著者ページ)。

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