欲しすぎる! セグウェイが開発した移動ロボット「Loomo」が資金調達中

Segway Roboticsが、現在開発中のロボット「Loomo」の資金調達を、米クラウドファンディングサイト「Indiegogo」にて行なっている。22日を残してすでに450%以上の達成率となる約5,000万円を調達している。あのセグウェイが作ったのは、小型のセグウェイ…かと思いきや、ロボット型のセグウェイ「Loomo」。乗って移動することができるだけでなく、乗っていない時には移動式のロボットになる。追従機能や会話機能、カメラなどが搭載されており、乗っていない時でも持ち主を認識し追従してくれるため、屋内に入っても手で持ち運ぶ必要がない。

リアルタイムに地図生成もしてくれるため、障害物を避けることもできる。「ロボットモード」の時には時速最大8kmまで出すことができ、人が乗る時には時速最大18kmまで出すことができる。普通の自転車が時速15km程度とも言われているので、外出時にも十分に役に立つはずだ。

また、水の飛沫に対応するIPX4レベルでの防水機能があるため、雨が降っていなければ屋外利用も問題ない。一回の満充電で、約35kmを走行できる。

ベースとなっているのは、Segwayが開発した「Segway mini PRO」だ。そこにロボットとしての機能が追加されており、単なる移動用のプロダクトではなく、相棒のようなプロダクトに仕上がっている。

本日時点では先行版を手に入れることができ、価格は22%オフの1,399ドル(約14.8万円)。今年の5月に発送が開始される。ただし、残念ながら日本は配送可能なエリアには含まれていないため入手するのは難しい。加えて日本では、無許可に公道で走行することは認められていない。さらに技適を取得していない可能性が高く、日本での利用は現時点ではかなり厳しそうだ。

CES2018でもお披露目された

とはいえ、動画を見るとめちゃくちゃ欲しくなる。日本も、法整備とテクノロジーが、同じスピードで進んでくれたらと願う。

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ロボスタ編集部

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