ヒルストン・ジャパン株式会社は、韓国Beat社製の無人ロボットカフェ「b;eat(ビート)」の日本上陸に向けたクラウドファンディングを2025年11月30日(日)まで実施する。目標金額は100万円で、資金は1号店オープンに向けた導入や実証、設置に充てられる予定だ。
このプロジェクトは、飲食業界の深刻な人手不足と、消費者の「日常で手軽に高品質なドリンクを楽しみたい」というニーズに応えることを目的としている。ヒルストン・ジャパンは「無人でも温かさを感じるカフェ体験」をコンセプトに掲げ、2026年上旬に首都圏で1号店オープンを予定する。
自販機とカフェを融合した次世代型ロボットカフェ
「b;eat」は、自動販売機の手軽さとカフェの本格品質を融合させた次世代ロボットカフェである。コーヒーはデロンギ×Eversysのプロ仕様マシンで抽出され、ラテには国産牛乳を使い豊かな味わいを実現した。お茶やフルーツフレーバーなど多彩なドリンクも展開し、提供はデンソー製ロボットアームが全自動で行う。
注文から提供までの完全自動化に加え、温かみのあるデザインと体験を追求している点も特徴だ。デンソーのロボットアームはドリンク作成から提供までを担当する。
支援者特典とこの先の展開
クラウドファンディングの支援者には、b;eatコーヒー券や、日本初導入イベントへの招待、試飲体験会参加権、限定グッズなどの特典が用意されている。気軽に参加できる応援コースもあり、幅広く支援を募る形だ。
2026年上旬の首都圏の1号店をオープン後は、オフィス街や駅ナカなどの都市部を中心に店舗展開を拡大していく方針である。