天気を映し出すIoTサイネージ「QM weather.」がデザインアワードを受賞
家具ベンチャーKAMARQ HOLDINGS PTE. LTD.と、株式会社QUANTUM、artless Inc.で共同開発をした、天気を感じるIoTサイネージ「QM weather. (クムウェザー)」が、「Red Dot Design Award 2018」にて「Red Dot Winner」を受賞したことを発表した。
「Red Dot Design Award 2018」とは
「Red Dot Design Award 2018」は、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンターが主催する、60年以上続く国際的なデザインアワードだ。審査員は、世界的に活躍するデザインの専門家で構成されており、世界59カ国から約6,000点以上の応募があった。今回の「Red Dot Award:Product Design 2018」にて、「QM Weather.」は優秀な作品に贈られる「Red DotWinner」 を受賞致した。
「QM weather.(クムウェザー)」とは
「QM weather.」とは天気アイコンの光り方と色で天気予報を映し出す、「IoT サイネージ」だ。スマートフォンアプリから天気予報を表示したい地域を設定することで、自動的にインターネット上の天気予報を取得し、アイコンの「点灯」と「点滅」、そして「光の色」で表現する。また季節や地域、個人の体感温度の違い、起床時間などに合わせるパーソナライズ設定も可能。
「QM weather.」は身支度中や、玄関先でのわずかな時間でも、一目で直感的に天気・気温の予報が確認でき、洋服のコーディネートや傘が必要かなどを瞬時に判断できる。また、そのデザイン性の高さから、自宅やオフィスはもちろん、ホテル、飲食店やアパレル店舗といったスペースにも馴染むインテリア商品としても期待できる。「QM weather.(クムウェザー)」は1万6千SGD(日本円で約1万3千円)だ。また支払いはシンガポールドルでの決済になる。
「QM weather.」のオリジナルラインナップ全4種
「QM weather.」は全部で4種類のデザインがある。
「QM version」
自然現象を起こす「原子」、ネット上の情報を伝える「PIXEL」。最小単位のモチーフとして「ドット」をデザインエレメントに。天気のアイコンは、サイズの異なるドットの集合体で形成されているため、光を受けることでフワリと浮遊する光の彫刻として現れる。
「Digital Habits version」
天気のビッグデータを、ピースフルでミニマルなアイコンでデザインしたもの。輪郭はなく、未来的な技巧を感じさせ、透明なマトリックスに刺繍したかのように見せている。また底面からの光がアイコンの様々なパターンや傾斜角に当たることで、様々な方向に光を反射させ、より輝き、明るい。
「京源 version」
日本古来森羅万象を日本人の美意識と感性で創り上げてきた「紋」。晴れは「日足」を、曇りは「雲」を、雨は「傘」を、雪は「結晶」をセレクトしデザインされており、これだけで日本の象を楽しめるデザインだ。
「artless version」
「QM weather. 」ロゴのピリオドを思わせる、ドットを印象的にあしらった様なアイコン。ラインで構成したアイコンに、artless Inc.オリジナルのタイプフェイスのテキストが特徴的。
商品仕様
横幅250mm×高さ100mm×奥行き70mm、重量は約630g (本体:約550g、ACアダプター:約80g)、対応OSはiOS8.0以降、Android 4.4以上、「QM weather.」との通信方式はWi-Fiで行う。Wifiの対応規格はIEEE802.11 b/g/n、通信周波数は2.4GHz
また以下のサイトから「QM weather.」を購入できる。
ABOUT THE AUTHOR /
山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。