ヒューマンアカデミーロボット教室、在籍生徒数が2万人を突破 高橋智隆氏、fuRo古田貴之氏がアドバイザー

ヒューマンアカデミー株式会社が運営する「ヒューマンアカデミーロボット教室」は、在籍生徒数が20,000名を突破したことを発表した。ヒューマンアカデミーロボット教室は全47都道府県で展開、5歳児から中学生までを対象に、ロボット製作を通じて物事を論理的に考える「プログラミング的思考」を養えることが特長だ。

プログラミング教育は、2020年度から実施される新学習指導要領で、小学校において必修化されることが決まっている。これは、児童が早期からコンピュータに触れることを通じて、プログラミング的思考を身に付けることを目的とするもの。同時期に変更となる大学入試においても、「思考力・判断力・表現力など」を含めた幅広い学力を評価する記述問題が取り入れられるため、プログラミング教育への社会的な関心が高まっている。

このような中で、ヒューマンアカデミーロボット教室は、ロボットクリエイターの高橋智隆氏、千葉工業大学未来ロボット技術研究センター(fuRo)所長で工学博士の古田貴之氏と共に開発した、児童が楽しく学べる独自のカリキュラムや、加盟教室に対するサポート体制の充実により、在籍生徒数ならびにフランチャイズ加盟教室数が年々伸長。在籍生徒数は「1万人を突破してから2年余りで2万人を突破するなど顕著な伸びを見せている」と同社は振り返る。


在籍生徒数の推移

ヒューマンアカデミーロボット教室は、ロボットクリエイターの高橋智隆氏をアドバイザーに迎え、2009年6月にスタート。5歳児以上を対象とした「プライマリーコース」や、小学生を主な対象とした「ベーシックコース」「ミドルコース」「アドバンスプログラミングコース」に分かれ、1回90分、月に2回の授業で毎月新しいロボットを組み立てて動かす。さらに、2014年4月からはアドバンスプログラミングコース修了者や中学生を対象とした、ロボット工学やプログラミングを学ぶことができる「ロボティクスプロフェッサーコース」を開講。2017年6月からは小学校中学年以上を対象とした「ヒューマンアカデミー こどもプログラミング教室」を新たに開講した。

ロボットが科学への興味の入り口となり、子どもたちが楽しみながらロボット製作に取り組んでいたら、いつの間にか理系好きになっているというプログラムであり、同社は今後も、フランチャイズ加盟教室の展開を強化していくと共に、「ロボット教室の輪を世界中に広げ、同じ学びを受ける子どもたちが活発に交流できる社会を作り出していきたい」と展望を述べている。

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ロボスタ編集部

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