ハウステンボスで「ロボットたこ焼き店」がオープンへ! ソフトクリームロボも活躍

「調理サービスロボット」を開発しているコネクテッドロボティクス株式会社は、同社が開発したロボットによる世界初のロボットたこ焼き店「OctoChef(オクトシェフ)」を、長崎のハウステンボス内アトラクションタウン チーズワーフの一角にて、7月20日(金)からオープンすると発表した。店舗では、たこ焼きロボットのほかソフトクリームロボットも稼働する。


店舗外観

コネクテッドロボティクスは、アーム型の協働ロボットの活用、人工知能による画像認識を通じたディープラーニング等の最新技術を組み合わせることにより、通常3~4名で運営するたこ焼き店舗を1名で行えるよう省人化を実現。ロボットが調理を担当することにより、店舗スタッフは熱い鉄板に向き合って調理を続ける必要がなくなり、スタッフへの負担が大きく軽減されている。また、これまでの産業用ロボットでは安全性を確保するために安全柵が必要だったが、協働ロボットを活用することでスペース効率が高く、同一空間内で人とロボットが一緒に作業することが可能となった。

1回あたり約16人分となる96個のたこ焼きを作ることができ、AI機能により焼きムラがないか確認することも可能。たこ焼きはソース・ネギだく・明太マヨの3種類から選ぶことができる。価格は500円〜。ソフトクリームはバニラ・ストロベリー・ミックスの3種から選ぶことができる。営業時間は11時-22時を予定する。

たこ焼きロボットにはユニバーサルロボット社のURSを活用しており、ソフトクリームロボットにはDobot社のDobot Magicianを活用している。

コネクテッドロボティクスは、「調理をロボットで革新するをテーマに、引き続き製品とサービスの強化・充実を図り、魅力ある日本の飲食業をサポートしてまいります」と抱負を述べている。

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ロボスタ編集部

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