ソフトバンク、宅配ピザの「Zume」に550億超の出資検討か ロボット活用でピザ製造

ソフトバンクグループがロボット活用の宅配ピザ「Zume(ズーム)」への出資を交渉していることをブルームバーグが報じた。これはブルームバーグが関係者への取材で明らかになったもの。5億-7.5億ドル(約557億円-835億円)の出資をおこなう方針だという。

Zumeは宅配ピザを行なうアメリカの企業。現在の宅配可能地域は本社があるマウンテンビューを中心に半径10km程度。マウンテンビューの人口が7万人程度、周辺のパロアルトなどを含めても人口は15万人程度と、営業圏は広くなく、現在の売上規模が500億円超の出資に見合うとは思いづらい。


Zumeのサービス提供エリア

一方でZumeは配送中に調理可能な宅配トラックの特許や、生産食品のサプライチェーン物流を管理する技術を編み出している。特に、ブルームバーグが報じたところによれば、「一部の法律は食品運送トラック会社に配送中の食品調理を禁じているが、ズームは搭載技術により合法的に営業できる」のだという。同社の強みはこの特許と技術力というわけだ。

採用情報を見てもデータサイエンティストやR&Dエンジニア、ハードウェアプロダクトマネージャーなど、ピザ屋の求人とは思えないような求人がずらっと並んでいる。


採用情報にはソフトウェアエンジニアだけで14職種が並ぶ
ピザの製造から宅配までの様子。作業のところどころが機械化されている。

ソフトバンクは1兆円規模のビジョンファンドを通じて、世界各国の有望なテック企業への投資を進めている。ソフトバンクが次に出資をするのは「ピザ屋」になるのだろうか。公式発表を待ちたい。

Source:Bloomberg

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ロボスタ編集部
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