アマノの自律走行式ロボット床面洗浄機「EGrobo」、障害物回避機能を搭載、清掃能力60%向上

クリーンシステム事業を手掛けるアマノ株式会社は、大型ショッピングセンターやスーパーマーケット等の商業施設、機械製造・食品・化学工場等のファクトリー、空港や駅のコンコースなどの床面を自動運転で清掃するロボット床面洗浄機の新モデル「EGrobo(イージーロボ、型式:EG-3RX)」を10月1日より販売している。障害物回避機能を搭載し、清掃能力を60%向上したことなどが特長だ。

同社は、2014年3月に自律走行式のロボット床面洗浄機「SE-500iX」を発売し、日本国内では初めて本格的に業務用ロボット清掃機の事業展開を開始した。また、2015年9月に業務用ロボット掃除機「RcDC」を発売。清掃作業員の人手不足対策や清掃作業効率化によるコスト削減を支援するため各種清掃ロボットの製品化を進めてきた。

■【動画】ロボット床面洗浄機SE-500iX後継モデル「SE500iX2」

■【動画】ロボット掃除機RcDC 紹介動画

今回、新発売した新型ロボット床面洗浄機「EGrobo」は、益々高まる清掃ロボットへのニーズに応えるべく、採用企業から要望の多かった機能の追加や安全性の更なる向上、より使いやすい操作性を実現し、適合する現場を大幅に拡大したものとなっている。

▼製品概要

販売開始 2018年10月1日
販売価格 本体価格3,950,000円(税別)、保守費用33,000円(税別/月額)
販売目標 年間100台




同製品の特長

同製品では、新機能として三次元データを活用して行う走行制御機能や障害物回避機能従などを搭載。また、従来品からの機能性向上として、自動運転経路に経路自動補正機能などを追加。他にも、清掃能力の60%向上や、さらなる安全性も追及。製品サイズもコンパクト設計となった。


新機能
•周辺環境の変化に対応する走行制御機能
商業施設等の施設内は、販売キャンペーンや模様替え等により、商品や棚・ベンチなどの位置が変更になることが頻繁にあるが、同製品では、可動式レーザレンジファインダーで取り込んだ三次元データを活用して走行制御を行うことにより、たとえ模様替えをした場合でもロボットの現在位置・姿勢をより正確にモニタリングすることが可能。これによりティーチングの終点まで、安全に走行することができるようになった。

可動式レーザレンジファインダーと三次元データイメージ

•障害物回避機能
障害物を避けて先へ進む障害物回避機能を標準搭載。従来機では、自動運転の経路上に障害物がある場合、走行を停止し音声案内をする仕組みだったが、同製品では、回避するルートはティーチングされた経路以外にはみ出さない仕様となっており、安全なルート(設定された経路)の範囲内で、回避するルートが見つかる限り走行を継続する。


•タイマーによる自動運転
自動運転を開始するタイマー機能を搭載。10分単位で、最長で12時間までの運転開始時間の設定が行える。


機能性の向上
・自動運転にティーチング(学習)方式を採用
自動運転の経路設定や洗浄水量・パッド圧・走行速度等の清掃条件設定は、ティーチング方式を採用。従来の設定に加え、経路のみを記録するモードを新設し、「経路の記録」が完了した後に「水量」「パッド圧」「吸引力」「走行速度」を設定できるようになった。また、ティーチング時に急激な進路変更等を行った場合、吸引残水が残らないよう、最適なルートで走行する経路自動補正機能も搭載。

EGroboティーチングイメージ

•さらなる安全性の追及
自動走行時の安全性を更に向上するため、接触等を防止する超音波センサーを前方に4個、左右側面に計4個搭載。また、自律走行の周辺にいる人に音声で注意を喚起する75パターンの音声案内アナウンスや、視覚的に注意を喚起するウィンカーを搭載。また、万一のトラブルに備えCCDカメラによる画像記録も可能。

•清掃能力を60%向上
洗浄幅を従来機の508mm(508mm×1パッド)から650mm(330mm×2パッド)に拡大し、自動運転時の走行速度も最大2.4km/hから、最大3.0km/hへと高速化を実現。これにより時間当たりの清掃能力が、最大1,950m2/h(理論値)となり、従来機の約60%向上を実現した。

•コンパクト設計
洗浄幅を従来機より拡大したものの、洗浄機本体の全長は1,408mmから1,200mmへとコンパクト化を実現。これにより、狭い通路でのスムーズなUターン(Uターン可能通路幅:約1.8m)を可能にした。

•誰もが使いやすい大型カラー液晶画面を採用
操作は、手順や機器の状態をわかりやすく表示する「大型タッチパネル7インチカラー液晶」を採用。洗浄および走行に関する設定・操作は、パネルの表示に従って行えば手順を間違えることなく、マニュアルレスで直感的に操作可能。記録された運転プランの選択(最大20パターン登録可能)も、ティーチング時間や前回作業日が同時表示され、誤ったプラン選択を未然に防止できる。

関連サイト
アマノ株式会社

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ロボスタ編集部
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