プログラミングができるクモ型ロボット「HEXA」、Kibidangoにて資金調達開始 目標額は520万円
クラウドファンディングサイト「Kibidango(きびだんご)」にて、蜘蛛型ロボット「HEXA」の日本上陸に向けたプロジェクトが、本日11月27日17時より開始された。目標金額は520万円。プロジェクトは本日17時に開始され、2時間半が経過した現在目標額の10%にあたる509,000円を調達している。
蜘蛛型ロボット「HEXA」とは?
HEXAは、中国の北京に拠点を置く会社Vincrossが開発した6足歩行の蜘蛛型ロボット。自身のペットとして飼い、様々なしつけ(プログラミング)を施して遊ぶ学習用のロボットだ。2017年にクラウドファンディングサイト「Kickstarter」でのクラウドファンディングを開始し、目標金額の2倍以上となる221,533ドル(約2,500万円)の資金調達に成功している。
光学センサーや空間センサーを備え、初心者でも簡単にプログラミングすることができ、スマートフォンを使った遠隔操作にも対応。センサーには「ナイトビジョン搭載720Pカメラ」「3軸加速度計」「距離測定センサー」「赤外線送信機」なども含まれており、HEXAオーナーはこれらを駆使して自分だけのスキルをプログラムすることができる。
プログラミングが苦手という方でも、専用ホームページにスキルストアが用意されているため、プログラミングを購入して型や構成を学ぶといったことも可能。プログラミングに自信がある方は、自分が作った行動プログラムをどんどん公開していこう。
プログラミングでできること
前述の通り、HEXAはプログラミングをして自分だけの動きを作ることができるだけでなく、そのプログラムを公開することができる。下のGIFは、HEXAの生みの親でもあるCEOのSun Tianqiがプログラミングした「太陽を求めて歩き回るHEXA」。
頭を回転させて光を探したり、
人と遊んだり、
ダンスをしたり、
画像認識機能を使って「赤いものを追いかける」をプログラミングすることで闘牛ごっこをしたりなど、様々な動きが可能だ。
また、HEXAは過酷な環境でも人間に代わり調査を遂行できることを目指して作られている為、足場が不安定な場所、砂地、災害地などでも稼働させることができる。
凹凸が激しいところでもしっかり動く。
今回のクラウドファンディングでは、「有線充電タイプ」か「ワイヤレス充電タイプ」を選んで購入することができる。価格は以下の通り。
<有線充電タイプ>
・Kibidango特別価格(超早割):97,000円【5台個限定】
・Kibidango特別価格(早割):105,000円【20台個限定】
・Kibidango特別価格:110,000円
・一般販売予定価格:129,000円
<ワイヤレス充電タイプ>
・Kibidango特別価格(超早割):100,000円【3台限定】
・Kibidango特別価格(早割):112,000円【20台限定】
・Kibidango特別価格:118,000円
・一般販売予定価格:139,000円
ペットの躾を覚えさせる感覚でプログラミングすることができるHEXA。見事達成した暁には、大量の「クモ」が日本にやってくる。
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。