横浜ランドマークタワー、日立のロボット「EMIEW3」4体を導入 音声対話と自律走行で施設案内

三菱地所株式会社は、横浜ランドマークタワーにおいて、日立製作所、及び日立ビルシステムが提供するコミュニケーションロボット「EMIEW3(エミュースリー)」と、タブレット案内システム「EMIEW-TT」を導入することを発表した。2018年12月11日(火)より本格運用が開始される。

三菱地所は、未来のオフィスの可能性や、将来の街へのロボットの本格展開を見据え、「EMIEW3」を活用した実証実験を、三菱地所本社の大手町パークビルにて3日間行なった。その結果を踏まえ、今回の導入では、「EMIEW3」の音声対話機能と自律走行機能を活用した施設案内を横浜ランドマークタワー69階展望フロアスカイガーデンで実施するという。

「EMIEW3」は、日立製作所が2016年に開発したコミュニケーションロボット。リモートブレイン構成のロボットIT基盤と連携することで、柔軟な拡張と業務システムとの連携が可能になる。



「EMIEW-TT」は、「EMIEW3」の多言語会話機能だけを求めるニーズに応え、タブレット等で受付・接客対応等を行うアプリとして、今年の10月に開発された。



今回の導入では、69階展望フロアスカイガーデンに「EMIEW3」が3台、2階展望フロアチケット売り場に「EMIEW3」1台「EMIEW-TT」1台設置される。

多言語(日・英・中)での施設案内及びチケット購入方法の案内、スカイガーデンからの景色紹介、クイズゲーム等エンターテイメント機能、スカイガーデン内でのイベント実施が行なわれる予定だ。運用開始は12月11日(火)から。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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