すぐに自動運転の開発に取り組める小型車両、ヤマハモーターパワープロダクツらが発売へ
2019年1月9日
By 山田 航也
ヤマハモーターパワープロダクツ株式会社(YMPC)、株式会社ティアフォー、株式会社マクニカは、自動運転関連における研究開発に必要なハードウェア及びソフトウェアを搭載した電動小型低速車両「アカデミックパックPRO」の提供を開始することを発表した。2019年1月16日から販売が開始される。
「アカデミックパックPRO」は、YMPCが長年培ってきた電動小型低速車両の製造技術と、自動運転に関する多くの実証実験参画の経験により育まれた高信頼性の車両がベースとなる。そこに自動運転ソフトウェア「Autoware」と各種センサー・AIを搭載可能とするティアフォーの自動運転モジュール「AI Pilot」を標準搭載した、自動運転開発用の電動小型低速車両。販売、サポート窓口はマクニカが務める。
同製品は、PCや大型モニターなどの各種デバイスも装備しており、購入後、スムーズに実験走行や技術開発を行う事ができる。また、道路運送車輌法で定められた保安基準を満たす仕様のため、公道での走行に必要なナンバーの交付(軽自動車としての登録)を受けることも可能だ。
マクニカは、2019年1月16日(水)~1月18日(金)に東京ビッグサイトで開催される「第2回自動運転EXPO」にて、「アカデミックパックPRO」の実車展示や、自動走行開発に関連するトータルソリューションの紹介を行う予定だ。
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。
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