チトセロボティクス「食品・食器 仕分けロボット」を展示 2月19日から国際ホテルレストランショーにて

株式会社チトセロボティクスは、2019年2月19日(火)~22日(金)の4日間、東京ビッグサイトにて開催予定の「HCJ 2019(国際ホテル・レストラン・ショー 2019)」に出展し、「食品・食器 仕分けロボット」のデモンストレーションを行うことを発表した。

チトセロボティクスは、人材不足・労働生産性が低いという課題をロボット技術によって解決することを目指しており、現在は、「飲食業界の厨房作業」「物流倉庫の仕分け作業」「工場の複雑な組立作業」といった人手作業が多く残る現場に対して、ロボット技術による自動化ソリューションを提供している。

チトセロボティクスは、同展示会で「食品・食器 仕分けロボット」の展示を行う予定。このロボットは、初めて見る食品や食器であっても、高度なコンピュータビジョンによって認識し、ロボットがつまみ上げ、ラックや番重(運搬用トレー)に整列させることができる。また、惣菜の仕分け、荷詰め作業、1.0ミリメートル単位でのハンドリングな作業といったことも可能。

この技術を可能にしているのは、同社独自の制御理論「ALGoZa(アルゴザ)」。これは、座標に誤差が有ることを前提とするビジュアルフィードバック制御法らしく、この技術により、ロボットは、自動的に環境を認識し、動作を生成することで、大きさや見た目が異なる多品種の食品等を扱うことができるようになるという。

同展示会は、ホテル・レストラン業界の企業や関連企業が一堂に会する、国内最大級の業界展示会。昨年は906社・2,349ブースが最先端の設備やサービスを展示し、連日約1万人以上の来場者が訪れた。同イベントは、東京ビッグサイト 東展示棟1~7ホールにて行なわれる。入場料は事前登録者と招待状持参者は無料。公式サイトから事前登録が可能だ。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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