通話相手の声を文字で表示するアプリ「みえる電話」NTTドコモが正式に提供開始へ
2019年2月22日
By ロボスタ編集部
NTTドコモが提供する「みえる電話」は、耳の聞こえづらいユーザー向けのサービス。通話時、リアルタイムに相手の音声を文字に変換し、スマートフォンの画面上に表示できる。トライアルサービスは2016年10月から提供していて、約2,000人がモニター利用してきた。そして、モニターの意見や要望を踏まえて、この度、2019年3月1日より正式に提供開始することを発表した。
今回の正式提供では、専用の電話番号ではなく自身の携帯電話番号での発着信対応や、発信可能な連絡先にフリーダイヤル・ナビダイヤル・特番を追加するなどの機能拡充を行う。
同サービス利用するにはドコモの回線契約が必要となり、利用の際は、アプリをダウンロードするだけで使える。また、トライアルサービス中のユーザーは、AndroidT版ではアプリのアップデート、iOS版は新たにアプリをダウンロードすることで利用可能となる。
■【動画】「みえる電話」サービス紹介(詳細版)
同社は、自らも障がいのある社員がその経験を活かし、誰もがスマートフォンを活用できるよう、さまざまなサービスを企画・提供していると述べており、今後も、ユーザーの生活がより便利で快適になるよう、サービスの充実に取り組んでいくとのことだ。
「みえる電話」の概要
同サービスを利用すると、スマートフォン画面上にリアルタイムで文字表示された内容を確認しながら通話を行うことができるため、耳の聞こえづらい人が安心して電話を利用できる。また、ドコモのネットワーク上で通話音声の認識処理を行うため、通話相手側はアプリの準備が不要。
トライアルサービスからの改善点
トライアルサービス | ・事前に専用サイトでの申込みが必要 ・050で始まる専用の電話番号で発着信 ・フリーダイヤル、ナビダイヤル、特番への発信は不可(よく使う発話内容を定型文として登録することが可能) ・「みえる電話」利用者同士の通話は不可 |
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3月1日から提供するサービス | ・事前の申込み不要で、専用アプリをダウンロードすることで利用可能 ・ユーザー自身の携帯電話番号で発着信 ・フリーダイヤル、ナビダイヤル、特番への発信が可能(特番は局番なしの3桁の番号なを指すが、110番、118番、119番など一部の番号には対応していない。) ・「みえる電話」利用者同士での通話が可能 |
サービスイメージ
利用方法
各ストアから「みえる電話」アプリをダウンロードし、以下の手順にて利用開始する。
(1)発信
(2)「同意して開始」をタップ
(3)通話相手へガイダンス再生
(4)文字表示開始
提供開始日時 | 2019年3月1日(金)10時 |
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主な機能 | •通話相手の話した内容をリアルタイムで文字表示 •利用者が入力した文字情報をリアルタイムで通話相手に音声変換 |
利用料金 | 無料(別途、通話料およびパケット通信料が発生。) |
対応機種 | •Android版アプリ:Android 6.0以上 •iOS版アプリ:iOS 11.0以上 |
対応言語 | 日本語 |
サービスアイコン | |
トライアルサービス終了日時 | 2019年3月14日(木曜)15時 •別途、トライアルサービス利用者にメールで通知。 |
関連サイト
株式会社NTTドコモ
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