サンシャインシティに2体の「Sota」が試験導入 役割分担で利用者を案内

サンシャインシティ(東京・池袋)は、同館内を利用する方に道案内をするロボットを4月8日(月)~26日(金)の期間で試験的に導入し、実証実験を行うことを発表した。

これは三菱地所とサイバーエージェントが共同で取り組むもの。サンシャインシティ専門店街アルパB1の広小路案内所に2体のコミュニケーションロボット「Sota」が設置される。2体のSotaは声掛けと案内の役割を分担し利用者を案内する。そのうち1体は日本語・英語・中国語の対応が可能だ。

■2体のロボット役割
・声掛けロボット
「案内ロボットの利用促進のため、お客様に声掛けを実施。(日本語・英語・中国語で実施)」
「サンシャインシティ内における予めプログラムされた簡易な案内をランダムに発話する。(日本語で実施)」

・案内ロボット(すべてのご案内を日本語・英語・中国語で実施。)
「タッチパネル式ディスプレイと連動し、マップ等を活用しながら館内の道案内を実施。」
「利用者が選択したモニターの内容に応じて、ロボットが発話にて補足。」

サンシャインシティは、2015年よりインバウンド対策としてハード面の整備だけでなく、案内所スタッフへの英語研修の強化などを行ってきた。サンシャインシティ内の外国人観光案内所は5箇所あり、SotaはB1階の広小路案内所に設置される。

同社は今回の実証実験により、案内所の待ち時間の短縮だけでなく、インバウンド含む利用者へのより良いサービス展開を目指すとしている。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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