ユニバーサルロボット、協働ロボットのアプリケーションを簡単に構築するためのシミュレータ「アプリケーションビルダー」の日本語Verを発表

ユニバーサルロボットは、同社製の協働ロボットを使ったアプリケーションの構築を手助けするオンラインツール「アプリケーションビルダー」の日本語バージョンを発表した。

アプリケーションビルダーは、ユーザーが、マシンテンディング、ネジ締め、パッケージングといった代表的なアプリケーションから構築したいものを一つ選択すると、そのアプリケーションの設定に必要な手順をわかりやすい用語で示して手助けしてくれるオンラインツール。プログラミング知識がない方でも簡単かつ手軽に使用することができ、手順を選択するだけで実機で検証できるソリューションパッケージを入手することができる。

手順では、その選択が最適なのかをユーザーが判断できるようにグラフィックイメージと各選択肢の特徴が示される。設定に問題がなければ、シミュレーションに進むことで、ロボットがユーザーの想定する工程でどのように機能するのかを把握することができる。


手順を全て選ぶと動画で確認できるだけでなく実機テストも可能
【アプリケーションビルダーの内容】
1.アプリケーションの選択
 マシンテンディング/ネジ締め/パッケージングから選択
2.ロボットの選択
 可搬重量とリーチから最適なURロボットを選択
3.ツールの選択
 UR+のセレクションから最適な製品を選択
4.ツールの設定
 シングル/デュアルグリッパのいずれかを選択
5.ワークの供給
 ワーク供給位置が一定か、パターンかのいずれかを選択
6.インターフェースの選択
 ロボットと周辺機器の通信方法を選択
7.ワークのアンロードの選択
 一定か、パターンかのいずれかを選択

すべての手順が終了すると、サンプルプログラム、手順書、シミュレーションが含まれたソリューションパッケージを入手することができる。パッケージに含まれているサンプルプログラムは、同社製の実機ロボットに組み込むことができるため、ネジ締めやパッケージングなどのアプリケーションがロボットでどのようにプログラムされるのかを検証することができる。

 

すべて選択すると、動画となって確認することができる。

ユニバーサルロボットは、人手不足に悩む中小規模の製造業をターゲットに協働ロボットを取り扱っている。従来型の産業用ロボットよりもはるかにプログラミングが容易であること、省スペースなため柔軟に再配置できること、安全機能が充実していることなどから従来はロボットの導入が難しかった企業に多数の導入実績を残している。特にプログラミング関しては、社内にロボットの専門技術者がいない企業にも使用できるようにと、無料のオンライントレーニングツール「URアカデミー」を立ち上げ、ロボットプログラミングの基礎を学べる機会を設けてきた。

今回リリースしたアプリケーションビルダーは、これをさらに進める取り組みの一環で、ユーザーはガイダンスに従ってツールを選択することで、簡単にアプリケーション構築が可能。さらに提供されるサンプルプログラムを活用することで、ロボットプログラミングの知識や能力を向上させることができる。

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山田 航也
山田 航也

横浜出身、1998年生まれの20歳。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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