講談社「ATOM」に「着座タイプ」が誕生!手塚治虫氏の生誕地ゆかりのキャラクターとして「G20大阪サミット」にも出展!

講談社は、6月27日より開催される「G20 大阪サミット」の大阪・関西魅力発信スペースにて、「キャラクター・ロボットATOM」(以下ATOM)の展示を、広く国内外メデイアに向けて行うことを発表した。


G20 大阪サミット関連で出展

「ATOM」は手塚治虫氏の作品「鉄腕アトム」をモデルに、手塚プロダクション、株式会社NTTドコモ、富士ソフト株式会社、VAIO 株式会社ら各社の開発協力のもと、講談社から販売中のコミュニケーション・ロボット。

ATOMの広告イメージ

その発想の源となった『鉄腕アトム』は、手塚治虫氏の熱烈な希望から、日本のアニメ版放送スタートと同じ1963年に全米ネットで放送を開始し、ニューヨークでは「30%」という高視聴率を記録したという。
中国でも1980年にCCTVで放送された。いわば日本で初めてアニメとして海外発信を実現したのが「鉄腕アトム」=「ASTRO BOY」であり、そのをモデルとして生まれたロボットがATOMというわけ。今回、「手塚治虫記念館」のある兵庫県宝塚市出身の手塚治虫氏とのつながりから、G20の開催目的のひとつである、世界へ向けた大阪と関西の魅力発信のひとつとして出展される。

開催場所:インテックス大阪3号館 大阪・関西魅力発信スペース
日時:6月27日(木)~6月30日(日)  10:00~19:00(最終日は~12:00)




ATOMに着座タイプが登場

昨年10月1日に発売を開始した「二足歩行・完成版ATOM」は、毎日、世間話をしたり、ウンチクを語るおしゃべり機能や、手品やクイズ、心理テスト、落語、歌やダンスなどのエンタメ機能がユーザーから好評を得ているという。

着座タイプの「おすわりATOM」

講談社では「シンプルにおしゃべりを楽しみたい」といったユーザーの声に応え、「二足歩行・完成版ATOM」から、二足歩行と立ち座りの機能を外した「おすわりATOM」(非歩行・チェア付き着座タイプ)を発売すると発表した。歌やラジオ体操等は、専用チェアに座った姿勢で動作する。価格は二足歩行版より廉価に設定し、¥138,000(税別)。
予約は6月27日(木)から直販サイトでスタート。販売は7月29日(月)より順次行われる。

価格:¥138,000(税別)
セット内容:おすわりATOM 本体・AC アダプター 電源コード・ATOM 専用チェアほか
※一部、機能のご利用には月額サービス利用料1,000 円(税別) が必要。



組み立てキット版ATOMも

主要パーツに「Raspberry Pi」(ラズベリーパイ)を採用し、電子工作ファンの間でも注目の「二足歩行版ATOM」をキット化したパッケージも発売中。パートワーク70号分のパーツをワンパッケージに梱包し、組み立てマニュアルは特設サイトでご案内する方式となる(パートワークとの違いは毎回の小冊子が付属しない)。講談社オンラインストア等で販売中。


価格:¥90,000(税別)
※一部、機能のご利用には月額サービス利用料1,000円(税別) が必要。
※機能はパートワーク版ATOMとまったく同じ。



AmazonのAudibleで試聴できる「ATOMチャンネル」

Audible(オーディブル)は、アプリやPCサイトで本の朗読が聴けるサービスです。場所やシーンを選ばずに知識や情報を取り込めることから、幅広い利用者が活用しているAudibleに、6月27日(木)より、ATOMのお試しコンテンツが登場した。
会員向けコンテンツ「Audible Station」のなかで、ATOM自身が、ATOMのコンテンツを紹介する「ATOMチャンネル」が配信スタート。コンテンツは定期的に更新して配信される予定。



ATOMチャンネル 6/27(木)~配信予定のコンテンツ
・ATOM の世間話ワイドショー
・体験版 クイズバラエティ
・落語 ケチの金槌
・百人一首 体験版
・読み聞かせ 朝日小学生新聞 体験版
・ATOM の独り言
・絵本 おかしなしりとり どうぶつ編
・絵本 かかかか

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ロボスタ編集部

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