VAIOは「おはなしコウペンちゃん(仮称)」(追記:「おしゃべりコウペンちゃん」に決定)の製品化が決定したことをホームページで発表した。発売時期や価格、仕様などの詳細情報はまだ掲載されていないが、VAIOの広報によれば、2019年1月のロボデックスで「コウペンちゃん」のデモ機を展示したところ、評判を呼び、製品化に繋がったと言う。
このとき披露された「コウペンちゃん」は、同社が提供する「ロボット汎用プラットフォーム」に接続して動作する「Simpleハードウェア」をコウペンちゃんのぬいぐるみに組み込んだもの。ゆるい雰囲気で会話ができる。
1月の状況と比べて「Simpleハードウェア」やプラットフォームの機能アップがはかられるが、基本的な形態はそのときと同じ、ぬいぐるみに「Simpleハードウェア」を内蔵し、ユーザーとゆるい会話ができるものになりそうだ。
■ロボデックスでのコウペンちゃんのデモ
こうぺんちゃん、VAIOのロボット汎用プラットフォーム、Simpleなどの詳細(ロボデックスでの発表時点)は下記の記事を参照。
続報が入り次第、ロボスタでもお伝えする。
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神崎 洋治神崎洋治(こうざきようじ) TRISEC International,Inc.代表 「Pepperの衝撃! パーソナルロボットが変える社会とビジネス」(日経BP社)や「人工知能がよ~くわかる本」(秀和システム)の著者。 デジタルカメラ、ロボット、AI、インターネット、セキュリティなどに詳しいテクニカルライター兼コンサルタント。教員免許所有。PC周辺機器メーカーで商品企画、広告、販促、イベント等の責任者を担当。インターネット黎明期に独立してシリコンバレーに渡米。アスキー特派員として海外のベンチャー企業や新製品、各種イベントを取材。日経パソコンや日経ベストPC、月刊アスキー等で連載を執筆したほか、新聞等にも数多く寄稿。IT関連の著書多数(アマゾンの著者ページ)。