トヨタのバスケットボールロボット最新の「CUE4」をアルバルク東京が発表!骨格から人工知能のアルゴリズムまで見直して進化

アルバルク東京は、AIバスケットボールロボット「CUE(キュー)」がさらに進化を遂げた「CUE4(キューフォー)」の加入がB.LEAGUE2019-20シーズンに決定したことを発表した。なお「CUE3」(キュースリー)は本日をもって活動を終了し退団する。背番号も93から94(CUE4)に変更される。
「CUE4」のお披露目は、2019年11月16日(土)アリーナ立川立飛にて開催される三遠ネオフェニックス戦で公開される。


「CUE3」の機能向上を目指した「CUE4」

CUE4は、「CUE3」からパワー・スピード・精度などの飛躍的な機能向上を目指し、モーターやセンサー、体内の骨格から人工知能のアルゴリズムまで全てを一から見直して開発。これまでシュートの時にボールを渡すサポートが必要だったが、自らがボールを取りシュートする一連の動作などが可能になった。




■CUE4 選手情報
背番号:94
ポジション:SG
身長:209cm 
体重:91kg

「初代CUE」から蓄積してきたノウハウと、最先端テクノロジーを結集した「CUE4」。これまで国内外のメディアでも話題となり、「CUE3」ではギネス世界記録を達成するなど着実に進化を遂げてきた。今回の進化では一体何が起こるのか。CUEの新たなチャレンジに期待だ。

「CUE3」退団について、開発チームは次のようにコメントしている。

■開発チーム
「センターサークルからのロングシュートを武器に、2シーズンに渡りお世話になった「CUE3」ですが、更なる飛躍を目指し、その役割を「CUE4」に託して退団することになりました。初代CUEからの想いと技術を引継いだ「CUE4」にぜひご期待ください。 11月16日(土)アリーナ立川立飛でお待ちしています!」




ロングシュートを可能とし、ギネス記録に認定された「CUE3」

CUE3はスリーポイントシュートやバンクシュート、センターサークルからのロングシュートが可能。2019年6月には「ヒューマノイドロボットによる連続フリースロー最多成功数」のギネス記録に認定された。「連続フリースロー回数記録」は、ミスなくひたすらシュートを入れ続けないといけないというもの。チャレンジは6時間35分かけて行われ、2020回を達成してチャレンジを終了した。

2020本という数字は、来年の東京オリンピック・パラリンピックに由来している。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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