宇都宮市とNTT東日本「子供子育て分野」の質問にLINEで自動回答へ 無料AIチャットボット「Repl-AI」を活用

宇都宮市はSNSアプリの「LINE」上で「子育て世代」からの質問に回答する、AI自動応答サービスを構築する。
スマートフォンの保有率が高く、SNSの利用が多い「子育て世代」はICTとの親和性が高い。生活スタイル(生活時間)の変化に伴って、役所関係への問い合わせを夜間や休日などにも対応して欲しいというニーズに対応すべく、東日本電信電話株式会社栃木支店(NTT東日本)は、宇都宮市の「子ども子育て分野」の各種問合せに対し、新たな問合せ受付チャネルとなるNTTグループのAIチャットボット「Repl-AI」を用いた実証業務を2019年10月1日より開始した。市民へのサービス提供は11月26日から始めている。
同社は、今後、同業務での経験を活かして県内自治体や企業等地域の様々なユーザーの業務効率化や働き方改革を実現するソリューションの提案を目指すとしている。

【動画】無料AIチャットボット『Repl-AI(レプルエーアイ)』




実証業務の概要

市民等からの「子供子育て分野」における問い合わせに対して、「AI」の技術を活用し、SNSアプリの「LINE」上で回答を行うことができる、AI自動応答サービスを構築するため、必要となるシステムの開発及び実証運用に向けた準備と市民の利便性向上に繋がるサービスの提供についての実証運用を行う。
契約履行期間は2019年10月1日~2020年3月31日(サービス提供開始日は2019年11月26日)となっている。




サービスイメージ


★基本的要件
(1)AIによる自動会話形式(AIチャットボット)の導入
(2)SNSアプリの「LINE」上で、あらかじめ宇都宮市のアカウントを友達登録した「問い合わせ」に対し、AIを活用して自動的に「回答」ができる
(3)友達登録者が「LINE」上で選択した情報に対して、自動的に応答しその履歴が時系列で表示
(4)FAQデータの利用状況を分析し効率的な検索機能などにより登録者が知りたい情報へ迅速に誘導
(5)FAQデータに新たに追加するデータは、随時、市役所職員が容易に取り込ませることができる
(6)24時間365日利用可能
(7)クラウド上でサービスを提供する「サービス利用型」システムである
(8)高セキュリティを確保したサービスである
(9)「LINE」機能を活用し、登録者に対し、随時、プッシュ型の情報発信が可能。

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ロボスタ編集部

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