ベネッセ「進研ゼミ 中学講座」の学習専用タブレットに「Clova」搭載決定 個人のサポートを行う自宅学習向け専用スキルを搭載

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ベネッセコーポレーションの進研ゼミ 中学講座「ハイブリッドスタイル」で会員向けに提供している学習専用タブレットに、AIアシスタント「Clova」が搭載される。LINEが発表した。
「Clova」搭載することにより、音声操作によるサポートが可能。一人ひとりの勉強意欲や悩みに応じた今取り組むべき問題や解決のヒントを随時導く、きめ細やかな学習サポートを行える。サポートは2020年4月号(3月20日配信)より開始。


中学生の自宅学習向け専用スキルを搭載

「Clova」は、LINEが開発したAIアシスタント。話しかけることで、ニュースや天気などの情報を知ることができるほか、「LINE MUSIC」と連携した楽曲再生や、「LINE」と連携したメッセージ送受信・無料通話を楽しむことができる。
「進研ゼミ」では、子どもたちの発達段階に合わせて、家庭学習に継続して取り組みやすいような商品・サービスを提供している。「進研ゼミ中学講座」では、紙テキストを中心に学習する「オリジナルスタイル」と、タブレットを中心に学習する「ハイブリッドスタイル」の2つの学習スタイルから選択できる。「ハイブリッドスタイル」では、専用タブレットで一人ひとりの目標や理解度に合ったプランで学習でき、学校の授業対策から受験対策まで力を伸ばすことができる。
ベネッセの専用タブレットのClovaは「学習アドバイス」や「高校検索」など、中学生の自宅学習向け専用スキルを搭載。「集中できる方法が知りたい」「定期テストの上手な勉強法を知りたい」といった中学生の悩みに応じて、「進研ゼミと学校の宿題を両立した先輩のやり方」や「進研ゼミの先輩のおすすめ勉強法や専門家のアドバイス」を提案するなど、ニーズに応じた「学習アドバイス」を行う。


これにより、例えば「学校の部活が忙しすぎる」と話しかけると、全てのレッスンを消化するのではなく、目標学習数の調整を提案し、継続的な勉強が出来るようにアドバイスを行う「自動計画見直し機能」をレコメンドするなど、まるで家庭教師がついているかのような、一人ひとりの勉強意欲に沿った学習サポートを行うことが可能。
「高校検索」機能では、高校の偏差値や入試の傾向を知ることができる進研ゼミ内の「高校入試情報サイト」とリンクしているため、「東京にはどんな高校があるの?」「入試問題ってどんな感じなの?」といった疑問を解決するページへの遷移を促すなど、即時的にサポートする。
また、LINE MUSICと連携した楽曲再生や単語の意味調べなど、中学生活を充実させるスキルを搭載。「何部に入ろうか迷っている」「●●(単語)ってどんな意味だっけ?」といった中学生ならではの悩みに対して、「部活」に役立つ情報を閲覧出来る進研ゼミ特設ページを提案したり、AIアシスタント「Clova」を通じて単語の意味調べができる。クラスや友達の間で流行っている音楽も「LINE MUSIC」のチケットを購入して「○○かけて」と話しかけることで、LINE MUSICに登録されている約5,900万曲の中から音楽を楽しめる。
LINE社は「Clova」による体験が生活の中でシームレスにつながり、暮らしをより便利にすることを目指し、スマートスピーカーというハードウェアにとどまらず、今後も外部パートナーとの連携を積極的に検討していくとしている。

《山田 航也》

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山田 航也

山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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