自宅の電力消費量はスマートフォンで確認 見える化を手軽に実現するデバイス「Nature Remo E lite」発売

現在、外出自粛要請で自宅で過ごす時間が長くなり、普段よりも電気代が高くなりがち。日々の電力使用状況を確認することで無駄を無くし、節電に繋げることができるはず。

Nature株式会社はスマートメーターと連携し、自宅の電力消費活動の見える化を手軽に実現する電力モニタリングシステム「Nature Remo E lite」の正式販売を4月28日から開始することを発表した。

同製品はスマートメーターと連携することでスマートフォンでどれだけ電気を使用しているかが確認できる。また、別売りのNature Remoがあればスマートフォンから家電のON/OFFが可能。「Nature Remo E lite」は外出自粛応援キャンペーンとして2020年5月6日まで1,480円引きの14,800円(税込)で購入できる。


スマートメーターが取得する電力消費量の積算値をAPI経由で取得

スマートメーターは近年急速に導入が進んでおり、2024年までには国内全世帯での導入が予定されている。スマートメーターとは電力をデジタルで計測して通信機能を併せ持つ電子式電力量計。Nature Remo E liteはスマートメータが取得する自宅の電力消費量の積算値をAPI経由で取得することでスマートフォンで確認できる。


Nature Remo E liteの仕組み

APIは一般のユーザーが無償で利用可能。Nature Remo E liteの設置も家庭のコンセントに挿すだけで取り付けが完了する為、配線工事や専門業者は必要ない。


電力消費量をスマートフォンで確認

同社は、太陽光、蓄電池、スマートメーター等の機器と連携できるエネマネ(節電)システム「Nature Remo E」を昨年12月に発売。Nature Remo Eは本格的なエネマネシステムであるのに対し、「Nature Remo E lite」はスマートメーターとの連携のみに対応したエントリーモデルという位置付けになる。



赤外線リモコンで家電を登録 Nature Remo

さらに別売りのNature Remoを赤外線リモコン付き家電と接続すると、スマートフォン専用アプリから家電を一括操作・管理することができる。曜日・時間、GPSでルール(〇〇時にテレビをON、〇〇mに近くとエアコンをONなど)を作れる他、Nature Remo本体に搭載されている人感センサーや照度センサー等でルールを作ることも可能。



製品はNature RemoとNature Remo miniがラインナップされている。Nature Remoは温度、湿度、照度、人感センサーが搭載された本格的なものに対して、Nature Remo miniは温度センサーを搭載したエントリーモデルとなる。




■製品情報
Nature Remo
価格:9,980円(税後)
対応家電:エアコン、テレビ、照明、お掃除ロボット等の赤外線リモコン付き家電
センサー:温度、湿度、照度、人感
通信規格:Wi-Fi 802.11b/g/n (2.4GHz)、赤外線通信:iOS 10.0以降、Android 5.0以降の機種
重さ:約61g

Nature Remo mini
価格:6,480円(税後)
対応家電:エアコン、テレビ、照明、お掃除ロボット等の赤外線リモコン付き家電
センサー:温度
通信規格:Wi-Fi 802.11b/g/n (2.4GHz)、赤外線 通信:iOS 10.0以降、Android 5.0以降の機種
重さ:約29g

ABOUT THE AUTHOR / 

山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

PR

連載・コラム