対話型AI「COGNIGY」を活用したBOTサービス 採用・医療機関・飲食店・物流・EC業界・教育業界向け LINE、Alexa、Slackなどと連携

テクノスデータサイエンス・エンジニアリング(以下、TDSE)はAIを用いたサブスクリプションサービスを強化するため、Google社が提供するGoogle_Cloud上にて独自のPaaS型プラットフォームを開発し、対話型AI製品「COGNIGY」を活用した専用BOTサービスを展開することを発表した。

現在、新型コロナウイルスの影響によりワークスタイルが多様化した企業や3密を考慮した顧客対応にむけて変化が求められる企業に対し、サービス開発、提供を進めている。同社は年間数十社の導入を目指す。

今後、プラットフォームを活用することで、開発時間の短縮・運用の効率化が進み、様々な業務シーンで活用されるAIサービスの拡充を予定している。

■予定されるAIサービス
採用業務の一段の効率化を進めるため、学生とのコミュニケーションのAIによる自動化(2020年4月提供済)
医療機関向けAIによる診療受付業務の自動化、症状や病状のAI簡易診断サービス(2020年5月提供済)
飲食店事業者向けにテイクアウト予約を自動化するAIサービスの提供
物流業者向けに再配達によるやり取りを自動化するAIサービスの提供
その他、EC業界、教育業界向けなど、業務ニーズに沿ったサービスを予定


14種類のコミュニケーションアプリとの連携が可能

TDSEは高度なAI技術をコアバリューとするデータサイエンティストや、業界・業務に精通した知識及びビッグデータ活用技術を保有するエンジニアを抱えるプロフェッショナル集団。AI構築ノウハウ及び経験を豊富に備え、機械学習やディープラーニング技術を活用した独自の人工知能ブランド「scorobo」を提供している。また、シリコンバレー発のSNS分析AI製品「Netbase」やドイツ発の対話型AI製品「COGNIGY」のグローバル販売代理店として急成長する市場を活性化させる取組を推進している。


LINE・Facebook・AlexaやSlack・Teamsなどとも連携

PaaS型プラットフォームは今回の専用BOTサービスにとどまらず、コンシューマー向けチャットであるLINE・Facebook・Alexaや、業務用チャットであるSlack・Teamsなど現在14種類のコミュニケーションアプリとの連携が可能。また、新型コロナウイルス災禍のあとには、外国人旅行客が徐々に増加していくことが想定されるため、日本語だけでなく、英語・ドイツ語・イタリア語・フランス語・タイ語・中国語・韓国語など15か国語にも対応した多言語の自動翻訳AI機能も提供する。

TDSEは今後も急成長するAI市場を活性化させるビジネスとして発展させていくため、高いシナジー効果を生むことが可能であるマイクロソフトやAmazonなど世界的なベンダーとのアライアンス強化を進めていくとしている。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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