追従と自動運転に両対応する自律搬送ロボット「EffiBOT」の国内販売をMSYSが開始 物流倉庫や配送業務、災害時等に活躍

人を追尾して走行したり、自動運転機能で自律的に走行できる搬送ロボット「EffiBOT」(エフィボット)がついに国内販売される。ロボスタの記事では三菱地所による土のうの運搬やロボットの運搬等に活用される事例を紹介してきた、あの「EffiBOT」だ。

経済産業省などが取りまとめた「2019年版 ものづくり白書」によると国内製造業では、人材確保に何らかの課題がある企業は94.8%となっており、製造・物流業界での人手不足問題は深刻化している。
このような流れを背景に、丸紅情報システムズ株式会社は、AMR(Autonomous Mobile Robot)を開発製造するロボットメーカーである、仏Effidence SAS(Effidence)と代理店契約を締結。国内総販売代理店として、新たな省人化・自動化ソリューションとなる自律走行型搬送ロボット「EffiBOT」の販売を開始したことを2020年7月3日に発表した。同社は人手不足の問題を抱える製造・物流業界を中心にEffiBOTを提案し、3年間で12億円の売上を目指すとのことだ。





「EffiBOT」とは

EffiBOTはオペレーターとの協働を目的とした「協調モード」と自動搬送を目的とした「自律走行モード」を備えた自律走行型の搬送ロボットだ。「協調モード」には、オペレーターに自動で追従する「Follow-me」とオペレーターが後方からハンズフリーで操縦する「Precede-me」の2つのモードがあり、ロボット前後に配置されたコントロールパネルを利用したリバーシブル走行も可能。「自律走行モード」では、予め登録したマップデータに沿ってプログラムされたルートを自動走行する。従来型の無人搬送車とは異なり、磁気テープやバーコード等のガイドは不要であるため既存の施設にもスムーズな導入ができ、尚且つ搬送ルートの変更にもフレキシブルに対応可能。走行中は全方位360度の障害物回避システムにより検知した障害物を自動で回避する安全対策がとられている。また、屋内外での利用が可能であり、各種オプションを実装することで機能を追加することもできる。


ハンドリングしやすく、高い走行性能

● 最大積載量 300 kg & 最大被牽引物 500 kg
● 4WD/四輪駆動
● 前後に配置されたコントロールパネルにより、リバーシブル走行が可能
● ハンズフリーな 協調モード“Follow-me”, “Precede-me”
● 最高時速6km/h
※Follow-me(オペレーターに自動で追従)/Precede-me(オペレーターが後方からハンズフリーで操縦)


オプションパーツによる搬送作業の生産性アップ

● オプショントレーラーとトレーラー牽引治具
● タッチスクリーンによる走行制御
● リムーバブルリチウムイオンバッテリー(34A:6-8時間 走行)


専用アプリケーション “Fleet Coordination System”による運行管理

● フレキシブルなマッピングが可能
● コンベアへの荷物の自動積み下ろし
● 導入する倉庫施設のERP/WMSとの連携

▼ EffiBOT仕様

サイズ 145x66x高さ55cm
重量 140kg
大積載重量 ~300kg
動作温度 -10℃~45℃
速度 6km/h
走行時間 6~8時間
充電時間 3.5時間でフル充電(リチウムイオンバッテリー 48V 34A)
通信 Wi-Fi
ホイールベース 800mm
Uターン必要道幅 3300mm
最小回転半径 1200mm

■【動画】Effidence


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ロボスタ編集部
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