エクォス・リサーチは、カメラに顔を映すだけで脈拍を知ることができるAndroidアプリ「タッチレス脈拍」をリリースしたことを発表した。計測には直接、肌に触れる必要はなく、「光の加減に影響されにくい」独自の技術を採用し、気づいたその場で脈拍を知ることができる点が特徴。
「顔の色」から脈拍数を把握できるスマホアプリ
「タッチレス脈拍」は「顔の色」から脈拍数を把握するアプリケーション。「カメラを使った顔の映像からの解析」で一般に使われている「RGB方式」は光りの加減による影響を受けやすいが、同アプリケーションは光や明るさの変化と動きに影響されず、肌の「実際の色」の変化を分析し、脈拍数を表示する。計測の信頼度は赤、橙、青、緑の4色パターンで表示される。青や緑は精度が高い状態で測定されたことを意味していて、近くに別の発光体(光源)があったり、極端に暗いなど、信頼度が下がったときには橙や赤が表示してユーザーに知らせる。
同アプリケーションは撮影画像や測定結果はサーバーに送らず、保存もしない設計で利用者の登録も不要。そのためダウンロードすれば即利用できる。
(公式文書より)
1.カメラに顔を映すだけで脈拍を知ることができます ”タッチレス”
特別なデバイスは不要。肌に触れることなく、数秒で脈拍が表示されます。
2.「顔色から脈拍測定」に絞り込んだシンプルな機能
ちょっとした瞬間に、迷わず、さくっと使える簡単操作。シンプル、でも正確。誰でも、身近に使える簡単操作のヘルスチェックアプリです。
3.独自の「色の信号解析技術」だから「光度」に影響されにくい!
「カメラを使った顔の映像からの解析」で一般に使われている「RGB方式」は、光りの加減による影響を受けやすいという問題がありました。
そこで私たちは、「色を見る」軸を変えることで、光の影響を抑え、車などの移動環境での利用を可能にしました。気になった瞬間に、その場で脈拍が分かる。明るい場所なら、光の加減を気にしない。「カメラからの脈拍測定」がぐっと身近で使い易くなりました。
4.背面カメラも利用可能。そばにいる人の脈拍をみてあげましょう!
カメラの向きをかえて、そのまま使える。光の加減に影響されにくいから、向き合った位置からも利用が可能です。
5.アカウント登録不要。利用特化の安心アプリ!
利用者の登録は不要です。アプリケーションさえあれば、即利用可能!
ちょっとした瞬間に、そして「必要な時」に「必要な人」の脈拍数が分かります。
6.一切のデータを保存しないから、プライバシーも安心です
「タッチレス脈拍」は「顔の色」を分析します。撮影画像や測定結果はサーバーに送らず、保存もしない安心設計です。
7.手軽なのに正確。「自動車の未来」の技術を「脈拍数」に!
光や明るさの変化と動きに影響されず、肌の「実際の色」の変化を分析。
だから、明るい所なら、どんな場所でも、動きがある環境でも利用できる…。移動体での利用に鍛えられた、世界が認める当社独自の技術です。
(特許番号 日本:特許6547160、世界:WO16/159150)
8.もうひとつ!「測定の信頼度」を4色で表示。ここにも独自技術。
計測の信頼度は、赤、橙、青、緑の4色パターンで表示します。
近くに別の発光体あるとか極端に暗いなど、信頼度が下がったときには、橙や赤を表示。そんなときには、場所をずらしてカメラに向かってください。この信頼度を測る技術も当社独自(特許申請中)。健康に関わるアプリだからこそ、大事にしている技術です。
「タッチレス脈拍」の使い方
1.アプリを起動。明るいところで使用。
2.カメラと顔が平行になるようにして、画面上の黄色い破線に顔を合わせる。
3.アイコンをタップすると測定開始。
4.数秒で結果が表示される。
・カメラに向き合ったら、端末や顔を動かさないでください。
・カメラ画像の外周に表示される色は、撮影環境のガイドです。黄色や赤色が表示された際には、撮影場所を変更して計測をやり直してください。
利用上の注意
・「タッチレス脈拍」は医療機器ではありません。
・計測結果はお使いのスマートフォン機種による影響を受けます。
・「タッチレス脈拍」は「脈拍」に関わる疾患の診療や診断を目的としていません。「おかしいな」と違和感を生じたとき、いつもと大きく違う数値が表示された際には医療機関の受診をおすすめします。
・フラッシュは急激な「色の変化」を生じるため、本アプリのカメラ部分では使用できません。
・「タッチレス脈拍」は、明るい場所でお使いください。
・強い西日や、カメラ利用にフラッシュが必要な暗いところでは、正しく動作しない場合があります。
Androidアプリ「タッチレス脈拍」
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。