えっ?TVリモコンの「どのボタンをどのくらい押したか」がわかるIoT乾電池?IoTモニタリングの新時代へ!ノバルスが発表

コネクティッド・センシングバッテリー”MaBeee”(マビー)の企画・開発を行うノバルス株式会社は、現在展開中の乾電池型IoTデバイスMaBeeeに改良を重ね、同製品を装着した市販のTVリモコンの使用時に乾電池に流れる電流を判別し、TVリモコンの「どのボタンを押しているか」がわかるMaBeee Neo(マビーネオ)モデルを開発した事を2021年2月19日に発表した。
これまでの同社製品は、高齢者のみまもり用途として、装着した家電製品の使用有無や使用頻度のモニタリングにとどまっていたが、「MaBeee Neo」では市販のTVリモコンに装着した電池電流の変化パターンと基準データのマッチングを行うことで「TVリモコンのどのボタンを、いつ、何秒間押したか」の判定が可能になり、マーケティングサービスや、行動変化の検知サービスなどへの応用が可能となる。

MaBeee本体

市販のテレビリモコンに搭載可能

画面イメージ ※画面は製品版の仕様ではない(視聴チャンネル、時間等の分析用)

同社は、今後、同製品モデルを様々なメーカーの機器や、サービス事業者のサービスと組み合わせることで、既にサービスインしている高齢者向けの見守りサービス「みまもり電池サービス」へ機能追加や、新たな業務提携による新サービスの開発を積極的に行い、2022年の商用化を目指すとしている。

【MaBeeeを活用した「みまもり電池サービス」】
「MaBeeeみまもり電池」は市販の単3電池形状の乾電池型のデバイスで、特別な機器や工事も不要、簡単に利用開始の設定。.繰り返し利用可能な「MaBeeeみまもり電池」を使用することで、「監視されているような感覚」を低減できる。

■【動画】乾電池型IoTデバイスMaBeeeを活用した”みまもり電池サービス”です!

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ロボスタ編集部

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