ヴイストン 研究開発用台車ロボットの「ギア比変更オプション」発売 トルク重視で高精度なギア比に変更可能に

ヴイストンはメガローバーやメカナムローバーなど、「研究開発用台車ロボット」の新しいオプションとして「ギア比変更オプション」を発売することを発表した。


ヴイストンの公式Webショップにて注文を受け付ける。同社製研究開発用台車ロボットの本体購入時の有料オプションとして設定されている(パーツ単独での注文は受け付けない)。すでに対応機種を持っているユーザーは同社担当者まで要相談。価格は、ギア比変更オプション(二輪版)が1式:44,000円、ギア比変更オプション(四輪版)が1式:88,000円(どちらも消費税込)。


トルク重視、高精度な車輪回転

ヴイストン株式会社製「研究開発用台車ロボットシリーズ」は、高い可搬能力を持つ大型機体、用途に合わせた複数の機体仕様と豊富なオプション類、さらにオープンで取り扱いやすい開発環境を採用した自律移動の台車ロボット。様々な研究・開発・実験用途に適した自動制御プラットフォームとして支持されている。
今回発売する「ギア比変更オプション」は、既発売の「メガローバーVer2.1」「メガローバーVer2.1 フルカスタム版」「メカナムローバーVer2.1」に対応した台車ロボット用の有償オプションパーツ。通常版のモーター(32.5)と比較して高いギア比のモーター(71.2)に変更することで、より高トルクな車輪回転を実現することができる。

メガローバーVer2.1 ギア比変更オプション適用例


1) 用途に合わせたギア比の選択が可能

このオプションパーツに変更すると、通常は 32.5:1 であるギア比が、71.2:1 へと変更できる(ローギアード)。これにより、低速時の挙動がより安定する、位置制御の精度が向上するなどの効果が期待できる。
なおこのオプションは、取り付けるギアドモーターの種類を変更することによって実現している。通常のモーターとオプション用のモーターの混在や別添での納品、納品後にユーザーにてギア比を変更することには対応していない。また、ギアドモーターの出力トルクについては、測定条件により大きく異なるため、製品仕様としては明示していない。

【採用モーター仕様】


2) メガローバーVer2.1、メカナムローバーVer2.1に対応

 本オプションは、二輪通常車輪の「メガローバーVer2.1」「メガローバーVer2.1 フルカスタム版」、四輪メカナムホイール搭載の「メカナムローバーVer2.1」に対応しています。二輪あるいは四輪いずれの場合でも、高トルクな専用モーターに変更することができる。


対応機種の解説


メガローバーVer2.1の特徴

「メガローバーVer2.1」は、可搬重量約40kgを実現した研究開発用台車ロボットのベーシックモデル。アルミフレームを採用した軽量・高剛性な車体とArduinoIDEでのプログラム作成やROSでの制御に対応しており、研究、開発用のベースロボットとして、また、搬送台車としての活用など、広範囲な用途に対応できる。

通常の二輪構造の駆動輪を搭載していて、超信地旋回が可能なほか、車輪の動作音が小さい点、耐久性が高い点が特徴。

メガローバーVer2.1


メガローバーVer2.1 フルカスタム版の特徴

「メガローバーVer2.1 フルカスタム版」は、メガローバーVer2.1の開発容易性や可搬重量約40kgといった特徴はそのままに、注文時の筐体サイズ指定や車輪数指定が可能なオーダーメイドバージョン。様々な場面で求められるサイズや仕様に合わせた筐体とすることが可能で、台車ロボットによる研究・開発がより効果的・迅速に行えるほか、開発段階を超えた試験実用のフェーズにもそのまま移行できることが期待できる。

メガローバーVer2.1 フルカスタム版 (四輪構成時の一例)


メカナムローバーVer2.1の特徴

「メカナムローバーVer2.1」は、可搬重量約40kgの機体hに四輪メカナムホイールを搭載した研究開発用台車ロボット。車輪をメカナムホイールにすることで、車体の向きを一定のまま前後・左右・斜めの方向へ移動することが可能になった。自律制御ロボットとして活用する場合、細かな位置調整にも柔軟に対応することができ、開発時の自由度が向上する。また、同じ全方向移動を実現できるオムニホイールと比較して、動作音や振動といった点で有利であることも特徴。

メカナムローバーVer2.1
関連サイト
ヴイストン株式会社

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ロボスタ編集部
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