高校eスポーツ『STAGE:0』が「競技プログラミング 高校生大会」を開催 8月7日にオンライン形式で実施「AtCoder」が運営協力

株式会社テレビ東京、株式会社電通が開催する日本最大級の高校eスポーツの祭典『STAGE:0(ステージゼロ)』は、eスポーツ競技の発展と世界で活躍する日本人選手の輩出を目指し、「競技プログラミング」の高校生大会を実施することを発表した。

日本で唯一、毎週コンテストを開催している日本最大の競技プログラミングコンテスト「AtCoder」の運営協力により、8月7日(土)にオンライン形式にて、最強の高校生競技プログラマーを決定する『STAGE:0 競技プログラミング 高校生大会 powered by AtCoder』を実施。本日6月9日(水)より、AtCoder特設ページにて参加エントリー受付を開始する。




STAGE:0が「競技プログラミング」の高校生大会を実施する理由

「STAGE:0」はeスポーツをゲームだけではなく、記憶力・集中力・認識力・計算力といったあらゆる能力が求められる、新たな才能を発掘する舞台として捉え、全国の高校生が熱狂できる大会を目指してきた。「競技プログラミング」は問題を解決するためのアルゴリズムを考え、早く正確にコーディングするという要素から、eスポーツに通じる競技であり、STAGE:0は理念に通じると考えている。

競技プログラミングは与えられた問題をプログラミングで早く正確に解くことを競うプログラミングコンテスト。プログラミング言語に関する「知識」ではなく、問題を解くためのアルゴリズムを考え実装する「プログラミングによる課題解決力」を競う。競技プログラミングを通じて、プログラミングを楽しみながら、先端IT人材に求められる、アルゴリズムを考え実装する能力が高められる。

写真はイメージ。今回の高校生大会はオンラインにて実施のため、会場に集合する形式ではない

昨今、「競技プログラミング」は将来を担う先端IT人材を輩出する分野として注目が集まっている。「STAGE:0」はこの取り組みを契機に、ゲームだけではないeスポーツの新たな価値・側面を見出し、社会に発信していくことを目指す。


ヒューリスティックコンテスト形式の問題を出題

「STAGE:0 競技プログラミング 高校生大会」では最適解を効率的に求めるのが困難とされる問題に対して、「できるだけ良い解」を出すことを競う、ヒューリスティックコンテスト形式の問題が出題される。


【大会概要】

参加資格 1.日本国内に在住する高校生・定時制高校生・高等専門学校生・通信高校生であること。
2.生年月日が2003年4月2日~2006年4月1日であること。
3.チームを組む場合(2名もしくは3名で参加する場合)は、メンバー全員が同一高校であること。
開催日時 2021年8月7日(土) 16時~20時
試合形式 「AtCoder」のコンテストページ内でオンライン開催
1つの問題を4時間かけて解く。
参加人数 1〜3名
参加を検討いただく高校生の皆さま、関係者の皆さまへ(リリースより引用) -新型コロナウイルスによる内容変更の可能性につきまして-
新型コロナウイルスの感染状況に鑑みながら、ご参加いただく皆さまの安全を最優先に開催時期や運営方法を随時検討・対応してまいりますので、内容に変更が生じる場合がございます。予めご了承ください。ご参加いただく皆さまにおかれましても、3密(密閉空間・密集場所・密接場面)の重なりを避けた環境からのご参加をお願いします。参加環境については、保護者(顧問の先生やご両親)ともご相談ください。なお、開催に関して変更等が生じる場合は、大会公式ウェブサイトおよび公式Twitterでお知らせいたします。
AtCoder特設ページ https://atcoder.jp/contests/stage0-2021


大会の運営には「AtCoder」が協力

AtCoderは毎週コンテストを開催している日本最大の競技プログラミングコンテスト。ロシアの「Codeforces」、アメリカの「Topcoder」と並んで世界三大競技プログラミングコンテストと称され、世界の競技プログラマーに支持されている。理系学生やITエンジニアを中心に世界で20万人を超えるユーザが登録。ユーザ数は1年ごとに2倍に増加するほどの人気を誇っている。

■学生プログラマーの所属大学
東京大学:801人/京都大学:377人/東京工業大学:301人/早稲田大学:172人/大阪大学:145人
(プロフィール記入者のみ、2020年3月時点)


日本最大級の高校eスポーツの祭典「STAGE:0」について

『STAGE:0』はeスポーツ競技の発展と世界で活躍する日本人選手の輩出を目指し、全国の様々なパートナーと協力して立ち上げた国内最大級の高校対抗eスポーツ大会。昨年は、日本全国の高校1,779校から2,158チーム・5,555名が大会に参加し、SNSでの配信視聴者数は約747万人を記録するなど大きな盛り上がりをみせた。


2020年9月22日集計。決勝大会開催中の「Twitter」「Twitch」「You Tube」視聴者数の総計

今年は昨年を上回る、全国1,960校・2,234チーム・5,675名が大会に参加し、6月〜7月に全国8ブロックのブロック代表決定戦(オンライン・一部無観客オフライン)、 8月12日(木)~ 15日(日)に決勝大会(無観客オフライン)を予定している。


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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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