Telexistenceとオカムラが資本業務提携 遠隔操作ロボットに最適化された店舗用什器・備品の研究・開発へ

Telexistence株式会社と株式会社オカムラは、半自律型遠隔操作ロボットによる量販店の陳列関連業務に最適化された什器・備品の共同研究・開発を目的とし、資本業務提携契約を締結したことを発表した。


人とロボットの協働に最適な店舗設計手法の確立へ

少子高齢化、オーバーストア、ECの普及、DXへの取り組みなど、社会環境や市場の変化に伴い、小売業の競争環境が激しさを増している。小売店では人手不足や店舗スタッフの高齢化・多様化に対応しつつ、運営の効率を上げ、接客をより重視した、効率的かつ魅力的な店舗が求められている。

Telexistence(以下、TX社)は小売店に不可欠な店舗スタッフが店舗に常駐することなく労働参加が可能なプラットフォームである「Augmented Workforce Platform」(以下、AWP)の開発と実装を推進している。AWPを利用することで店舗スタッフは店舗内に設置された遠隔操作ロボットをインターネット経由で操作することができ、在宅で商品陳列などの作業に従事することができる。TX社はAWPの拡大により、小売店従業員がより安全に、より便利に労働市場に参加できるプラットフォームの構築を目標としている。

オカムラは小売業を取り巻く環境の変化をいち早く捉え、店舗の設計から、陳列什器の製造、施工、メンテナンスまで、店づくりをトータルにサポートする。冷凍冷蔵ショーケース、各種陳列什器、バックヤード機器、物流システム機器など、幅広い製品を開発・製造し、店舗設計のノウハウと組み合わせることで、小売業の効率的かつ魅力的な店づくりを推進している。

店舗運営が抱える問題の解決に取り組む両社は、異なる知見と技術を掛け合わせ連携することで、より包括的で迅速にイノベーションを創出することが可能になると考え、資本業務提携に至った。TX社とオカムラは量販店向け遠隔操作ロボットに最適化された店舗用什器・備品の研究・開発から小売店への導入までを協力して行う。同時に遠隔操作ロボットの導入により変化するスペースの使い方や、人の流れを考慮した人とロボットの協働に最適な店舗設計手法の確立を目指す。

商品陳列業務を遠隔操作ロボットと人工知能技術により自動化することで、店舗スタッフの単純作業の大幅な削減と、業務における体力的な負担の軽減により、接客や人材育成など人にしかできない業務の時間を創出し、店舗の競争力強化と店舗スタッフの働きやすさの両立をサポートする。


各社の役割

Telexistence株式会社
小売店、特にスーパーマーケットにおいて人とロボットが協働する店づくりや什器・空間設計を行う上で必要となる遠隔操作ロボットに関わる知見を提供することで、遠隔操作ロボット向けの店舗設計の最適化を図る。また、研究開発により設計された什器や備品の分析や設計に関する提言を行う。

株式会社オカムラ
人とロボットが協働できる理想的な店づくりを目指す。陳列やストックのための什器に、ロボットの動きに最適な機能や形状を持たせ、作業効率の向上を図る。また、人とロボットが動きやすい店内レイアウト、人とロボットの作業比率の変化に最適化された空間の使い方など、ロボットと店舗スタッフが協働することを考慮した店舗設計を研究・開発する。

■動画 Telexistence 会社紹介ムービー


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山田 航也
山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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