産業用ロボット・自動化システムの専門展「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN2022」愛知県で開催へ 出展社募集

株式会社ニュースダイジェスト社と愛知県機械工具商業協同組合は2022年6月に開催予定の産業用ロボットと自動化システムの専門展「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN2022」(ロボットテクノロジージャパン、略称:RTJ2022)の出展募集を開始したことを発表した。


導入を考えるユーザー、SIer、機械商社が対象の専門展

今回が初開催の「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN」は自動車などの製造業、物流、食品・医療品・化粧品産業などでロボット導入を考えるユーザーと、ロボットシステムインテグレーター(SIer)や機械商社を来場の対象にした産業用ロボットと自動化システムの専門展。2022年6月30日(木)~7月2日(土)の3日間、愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo)で開催する。

主な出展対象製品は生産現場で自動化や省人化を推進するための産業用ロボットやその構成機器、ロボットハンド、各種センサー、物流拠点などで利用される自動倉庫や無人搬送車(AGV)、工作機械や食品機械、包装機械、物流装置などにセットアップした各種システムや自動化に関するAI・IoT関連ソフトウエア、装置など。受付や介護などに使われるサービスロボットは対象外となる。

また、同展ではロボットシステムを構築するSIer専用の展示ゾーンを設ける。一般の展示ゾーンよりも25%ほど出展料を安価に設定し、具体的な自動化システムの展示を充実させ、SIerの商機拡大に貢献する。2020年展は新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から開催を中止となったが、全体で182社(888小間)の出展申し込みがあった。

株式会社ニュースダイジェスト社 社長、樋口八郎氏からのコメント

“ものづくり中部”のさらなる発展には、産業用ロボットを活用した省人化、自動化が必須です。しかし、現状では、産業用ロボットや自動化システムの本格的な専門展がなく、メーカーや商社にとっては「高まるニーズに反し、提案場所がない」という状態でした。本展をきっかけにロボットの活用が進むことを期待します。なお、開催に当たっては新型コロナウイルスの感染拡大予防に向けた対策を徹底し、関係者にとり安全で安心な会場づくりに努めます。


「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN 2022」開催概要
名称 ROBOT TECHNOLOGY JAPAN 2022(ロボットテクノロジージャパン2022、略称:RTJ2022)
会場 愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo)
開催期間 2022年6月30日(木)~7月2日(土)の3日間
開催時間 10:00~17:00
主催 株式会社ニュースダイジェスト社
共催 愛知県機械工具商業協同組合
目標来場者数 30,000人
対象来場者 工場や倉庫内でロボット導入を考えるユーザー(自動車などの製造業、物流、食品・医療品・化粧品産業など)、システムインテグレーター、商社など
目標開催規模 200社・800小間
対象出展者 ロボットメーカー、周辺機器メーカー、システムインテグレーター、商社など
対象出展製品 垂直多関節・水平多関節・パラレルリンク・直交・協働ロボット、ガントリーローダー、無人搬送車(AGV)、自動倉庫、その他搬送機器、各種ハンド、ロボット構成部品、周辺機器、各種センサー・制御機器、ソフトウエア、AI・IoT 関連装置およびシステム、ロボット搭載機械・装置、自動化技術提案など。
※サービスロボットは対象外。
出展料金 一般ゾーン 374,000円(1小間=2,970×2,970mm)
SIerゾーンA 275,000円(1小間=2,970×2,970mm)
SIerゾーンB 165,000円(1小間=1,980×1,980mm)
出展募集期間 2021年9月1日(月)~2022年1月31日(月)
※出展申し込み締め切り日前であっても、満小間の場合は出展受け付けを終了する。
愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo)について 2019年に開業した愛知県最大規模の国際展示場。総展示面積は 60,000㎡。中部国際空港の隣接地に立地し、総合保税地域の機能を活用した国内で唯一の常設保税展示場。
「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN2022」ホームページ http://www.robot-technology.jp/


株式会社ニュースダイジェスト社について

1964年の創業以来、工作機械の専門誌「月刊生産財マーケティング」を中心に、FA業界向けの図書を多数出版。2018年には産業用ロボットに特化したウェブマガジン「robot digest」を創刊。また、西暦奇数年の秋には、名古屋市のポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)で国内最大級の工作機械見本市「メカトロテックジャパン」(MECT)を主催する。


愛知県機械工具商業協同組合について

愛知県内に所在する機械工具(工作機械、産業用ロボット、自動化システム、周辺機器、工具、測定機器など)商社の協同組合。情報共有だけでなく、勉強会や若手経営者の育成と交流に力を入れている。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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