Apple Watchで自宅の家電を操作 累計販売台数40万台を超えるスマートリモコン「Nature Remo」専用アプリをアップデート

Nature株式会社は2022年3月31日(木)に累計販売台数40万台を超えるスマートリモコン「Nature Remo」の専用アプリ「Nature Remoアプリ」のアップデートを行い、Apple Watchに対応したことを発表した。Natureは常にユーザーの視点を持ち、ユーザー体験の向上の為、今後も新たなデバイスからの家電操作や新しい操作方法の導入を続けていく、としている。


Apple Watchでできる2つの操作


1.「プリセット家電」の電源オンオフ

「Nature Remoアプリ」に手持ちのエアコン、テレビ、一部の照明をボタン1つで簡単登録できる「プリセット家電」。今回のアップデートでは、これらの家電の電源のオンオフが可能になる。




2.「シーン」の実行

「Nature Remoアプリ」では複数の家電の一括操作を「シーン」として作成できる。今回のアップデートではこの「シーン」の実行が可能になる。「シーン」は単一の家電での作成も可能で、コントロール画面から1タップでいつもの決まった操作を行うショートカットのような用途にも利用できる。なお、「シーン」の作成については、スマートフォンのコントロール画面から行う。

Apple Watchの「Nature Remoアプリ」画面イメージ


スマートリモコン「Nature Remo」について

「Nature Remo」は家電をスマートフォンから操作できるスマートリモコン。赤外線リモコンを備えた家電であれば、メーカーや型番・年式などに関係なく使用でき、センサーを用いた自動制御も可能。スマートフォンで外出先から家電の操作ができるほか、「Google Home」や「Amazon Echoシリーズ」、「Apple HomePod」などのスマートスピーカーと連携することで、家電を声で操作することが可能。累計販売台数は40万台を超える。

画像は「Nature Remo」ホームページより引用


今回のアップデートについて

Natureはユーザー体験の向上を目的に、新しいデバイスからの家電操作や多様な操作方法を取り入れたいと考えている。今回のApple Watch対応はユーザーアンケートを通して得た声を元に開発した。今後は家族それぞれのアカウントから1つの「Nature Remo」の操作が可能になったり、それぞれのコントロール画面のパーソナライズ、家族単位での家電のオートメーション等の機能アップデートを予定。なお、Apple Watch対応は、「Nature Remoアプリ」のver.8.1.3より利用でき、Apple WatchのOSはver.8.0より対応している。


Natureについて

Natureは「自然との共生をドライブする」をミッションに、IoTプロダクトを活用し、クリーンエネルギーへのシフトを目指している。2017年にスマートリモコンの草分け的存在として「Nature Remo」が誕生。2019年には「Nature Remo E」で本格的にエネルギー事業に参入。2021年には電力小売事業「Natureスマート電気」を開始し、社会課題をテクノロジーで解決に導くスタートアップとして「Google for Startups」に選出された。今後は次世代の電力インフラの構築により、スマートホームからデジタル電力革命への発展を遂げ、電力の新しい未来を創造していく。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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