シャープが客室のテレビやタブレットでゲストへ情報を届けるシステム「Inforia for Hotel」を販売開始

シャープは、宿泊施設向け客室インフォメーションサービス「Inforia for Hotel」(Inforia)の販売を、4月19日より開始することを発表した。

「Inforia」は、ホテルや旅館などの客室に設置したテレビやタブレットを介して、ゲストへの情報発信やゲストからのリクエストの受付などを、非接触・非対面で行うクラウドサービス。ホテルの接客業務の効率的な運営と効果的な情報発信を両立し、ゲストとの円滑なコミュニケーションも支援する。

客室テレビの表示画面(イメージ)

ロボスタでも既報の「国際ホテル・レストラン・ショーでの同社による展示」は、この発表前の参考出展だった。

施設スタッフは、シンプルで分かりやすいユーザーインターフェースの管理画面から、豊富なテンプレート上での操作により、簡単にコンテンツを作成できる。紙のポスターや冊子では時間やコストがかかるコンテンツの更新もすぐに対応でき、ゲストにいち早く最新の情報を届けることができるという。

スタッフの管理画面(イメージ)

また、ゲストが客室のテレビやタブレットから、ルームサービスの注文や備品の貸し出し依頼、施設の予約(※1)などを行うと、管理画面に即通知。ゲストの要請にすばやく対応でき、業務の効率化も図れる。さらに、センサーとの連動により、レストランなど各施設の混雑状況や、ランドリーの稼働状況などをお知らせするオプションサービスも提供する。

このサービスは、「金沢 彩の庭ホテル」(石川県金沢市)への納入が決定しており、本年4月21日より本格運用が開始される予定。シャープは、宿泊施設の業務効率化はもとより、ゲストへの“おもてなし”に資するサービスの拡充に、引き続き取り組むとしている。
※1.客室のテレビやタブレットからのルームサービスの注文、および施設の予約は、アップデートにて本年5月に対応予定。


■主な特長

1.客室のテレビやタブレットを介して、施設案内やキャンペーンなどの情報発信のほか、ルームサービスの注文や備品貸し出し依頼などのリクエストの受付が可能
2.シンプルなユーザーインターフェースの管理画面で、簡単にコンテンツ作成・更新
3.センサーとの連動により、施設の混雑状況やランドリーの稼働状況のお知らせにも対応(オプション)

関連サイト
Infornia 公式サイト

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ロボスタ編集部

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