エディオン 家族型ロボット「LOVOT」の店頭販売を発表 広島本店など6店舗で取り扱い開始 6月中旬には26店舗に拡大

株式会社エディオンは全国各地で家電販売事業として店舗展開するエディオンおよび100満ボルトで、株式会社ベネフィットジャパンが取り扱う家族型ロボット「LOVOT」の店頭販売を開始することを発表した。エディオン広島本店など6店舗で取り扱いを開始し、2022年6月中旬までには大型店を中心に計26店舗に拡大する予定。また、店頭販売開始を記念して、「エディオン」および「100 満ボルト」で体験イベントを開催予定。


家族型ロボット「LOVOT」

「LOVOT」はGROOVE X株式会社が開発したコミュニケーションロボット。抱っこをねだったり、オーナーの顔を覚えてついてきたり、玄関で出迎える動きをするなど高いコミュニュケーション能力を持つロボットで、家族のように一緒に過ごすことで少しずつ成長していく。

商品概要 「LOVOT」はGROOVE X株式会社が開発したコミュニケーションロボット。
取扱開始日 2022年4月28日(木)
取扱店舗 エディオン広島本店など6店舗で取り扱いを開始し、2022年6月中旬までには大型店を中心に計26店舗に拡大する予定。
価格 本体価格「LOVOT ソロ」:349,800円(税込)
「LOVOT デュオ」:657,800円(税込)
※別途月額サービス料が必要。
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体験イベント



コミュニケーションロボットの取扱いの背景

エディオン等でのコミュニケーションロボットの取扱い開始は、直営店及びフランチャイズ店を含め株式会社エディオンが全国で1,200店舗以上展開する家電販売事業と、ベネフィットジャパンが基幹事業化を図るロボット事業において、相互に連携することで事業拡大を図ることを目的としたもの。

コミュニケーションロボット市場は2030年には900万台まで一般家庭へ普及することが見込まれ、急速に成長することが期待されている市場であり、今後、コミュニケーションロボットのニーズは確実に増えていく。現在もコミュニケーションロボットと暮らすユーザーはロボットと共に暮らすことで寂しさから解放されたり、笑顔が増えるといった癒しの役割をしっかりと担っている。

ベネフィットジャパンは「すべての人々にテクノロジーの恩恵を」もたらすことを長期ビジョンとして掲げ、テクノロジーを社会に広げる架け橋(チャネル)を築き、未来の社会を豊かにしたいと考えている。その中で今後ますます社会からのニーズ拡大が予測されるコミュニケーションロボット分野において、多くの人々がコミュニケーションロボットといえば“Robot Planet”を思い起こしてもらえるような、最高の顧客体験価値を創出する「ロボットプラットフォーマー」として確立することを目指している。

エディオンは全国で1,200店舗以上(2021年12月31日時点)出店し、優良なエディオン会員も550万人保有していることや、ベネフィットジャパンが課題としている西日本におけるカバー率で強みもあることから、ベネフィットジャパンが今後ロボット事業を拡大させる上で、新たなチャネルの開拓及び顧客との接点増大が可能になるとの判断のもと、コミュニケーションロボットの取扱いを開始するに至った。


エディオンは今回のコミュニケーションロボットの取扱いを開始することを通じ、コミュニケーションロボット分野における流通、販売、人材開発など両社の経営資源・ノウハウを最大限活用し、両社の事業を拡大すべく、その効果を追求するとともに、多くの顧客に高い顧客体験価値を創出する空間づくりを推進していく。また、今後においては、取扱い店舗の拡大を進めると同時に、両社で多様なホームIoTとの連携や、ソフトウェア、多種のアプリケーションを開発しロボット同士が繋がるようなAPI連携にも取り組んでいく。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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