AIを利用したサービスの開発、提供を行う東工大ベンチャーの株式会社CoeFontは、AI音声プラットフォーム「CoeFont」の最高精度モデルのβ版を2022年8月22日(月)より提供開始した。
同プラットフォームは、人が発する音声と遜色のない最高精度のAI音声を誰でも安価で手軽に、作成および利用の開始ができることを目指した取り組みで、これまでの事業展開および研究から培った学習データを基にAI音声モデルをアップデート。今後は、AI音声プラットフォーム「CoeFont」に登録されるすべての「CoeFont」に順次適用し、すべてのCoeFontに同モデルを適用することで、人が発する音声と遜色ない最高精度のAI音声を誰でも作成、利用可能となる予定だ。
また、より声の社会インフラになるべく、ロゴのリニューアルも行い、あわせてAI音声を利用しやすくするために「Businessプラン(月額5,000円/1アカウント〜)」の2ヶ月間無料トライアルも開始した。
AI音声プラットフォームである「CoeFont」は、最新のAI音声技術を活かし、「声」を手軽かつ表現力豊かな「フォント」のようにすることをコンセプトにしたAI音声技術だ。従来では、50万円・10時間以上の収録を必要としていた音声合成を、同サービスでは500円・15分の収録で、自然な発声のできる「CoeFont(AI音声)」を作成できる。作成したCoeFontは、クラウド上で公開可能。他のユーザーのCoeFontを利用したAI音声の作成もできる。作成したCoeFontが利用されるたびに、CoeFontの作成者に収益として還元される他、APIを利用して、アプリやウェブサイトに組み込むこともできる。
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「CopFont」の音声について
今回は、同社が提供する公式キャラクターとなる「アリアル」「ミリアル」「アベルー二」「高橋俊輔(架空の男性AI音声)」の音声を最高精度のβ版として提供する。
▼ 提供開始される最高精度のCoeFont
■【動画】【CoeFont】アリアル・ミリアル・アベルー二の音声を最高精度へアップデート
ミリアルURL:https://coefont.cloud/coefonts/6603f050-495d-4045-8b5b-21a94dccff32
アベルー二URL:https://coefont.cloud/coefonts/dec4e98b-0eae-4ae8-b659-5fa1314d2ffd
高橋俊輔URL:https://coefont.cloud/coefonts/82c4fcf5-d0ee-4fe9-9b0d-89a65d04f290
CoeFontが作り放題の「Businessプラン」2ヶ月間無料トライアル
新規で「Businessプラン」利用者を対象として、CoeFontが作り放題となり「Businessプラン」のすべての機能が利用できる、同トライアルに申し込むことが可能だ。
トライアル内容 | 1.CoeFontを作り放題 2.Businessプランの各種サービス利用(クレジット表記なしで商用・法人利用可能 / 全てのプランで、4000種類以上の声を利用用途に合わせて、10万文字相当利用可能請求書 / クレジットカード払い対応など) |
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申し込み方法 | 以下のURLより「Business」の「利用を開始する」を選択の上、必要情報を入力。利用開始申し込み後、すぐに無料トライアルが適用となる。 (Coefont料金プラン: https://coefont.cloud/selectPlan) |
同リリースにあわせてロゴをリニューアル
今回の最高精度モデルのβ版をリリースするタイミングで、CoeFontのロゴも以下のものにリニューアルした。シンボルマークは、「CoeFont」の頭文字である「C」を二重にすることで、AI音声プラットフォームとしての「商業利用」と「声を失う可能性のある方々のインフラ」の2つの役割を表現。二重の「C」の色には、優しいブルーグリーンを起用し、誰でも直感的に利用できるユーザーフレンドリーなサービスへの成長への想いを込めている。また、同ロゴタイプは、「CoeFont」のユーザーフレンドリーな優しい姿勢を、丸みのあるロゴタイプで表現。また社会における「声」の新しいインフラとしての価値を太い文字で力強く表し、優しさだけではなく力強さもあわせ持つ新しい時代の新しい価値をもったブランド名として存在感を示している。
株式会社CoeFont