国産ドローンで学べる!NTTイードローンが「国家ライセンス取得講習(二等)コース」を自社ドローンスクールにて提供開始

株式会社NTT e-Drone Technology(NTTイードローン)は、自社が運営するドローンスクール「E.R.T.S.」において、新たに「国家ライセンス取得講習(二等)コース」を開設し、2023年10月20日より提供開始することを発表した。

また、「E.R.T.S.」の全国展開にむけて、カリキュラムやノウハウを提供しドローンスクールを運営するパートナー校を募集する。


■【動画】NTTイードローン会社案内(NTTグループのドローン専業会社)




コースの特長

同コースでは、講習用の国産ドローンを採用し、公共機関や公共案件に携わる方々のニーズに対応している。また、すべての実技講習をビデオ撮影し、受講者はクラウド経由でビデオ復習が可能。E.R.T.S.とのセット受講で、限られた日数で実践力も獲得できる。


使用機体

公共機関や公共案件において国産ドローンや欧米製ドローンの採用が進みつつあり、NTTイードローンでもそのニーズに対応すべく機体の開発並びに欧米製ドローンの提供に注力してきた。これらのニーズに対応するため、講習用の国産ドローンを採用している。




ビデオ復習システム

実技講習において講師が即座に適切なアドバイスを行うが、受講者にとっては操縦に集中するなかで、実技後に十分な振り返りを行うことが困難だった。今回導入するビデオ復習システムにより受講者は振り返りを行うことが可能となり、自らの操縦の傾向や課題を把握し、ドローンの安定的な操縦に必要な技術を獲得することを支援する。




実践力を高める、E.R.T.S.とのセット受講

国土交通省によるドローンスクールの制度開始時(2017年6月1日)からスクールを運営開始してきた最古参のスクールのひとつである、民間ライセンス「E.R.T.S.」を産業コース(2日間)受講することで、国家ライセンスの経験者コースを受講可能だ。



価格について

同コースは講習日程の違いや初学者や経験者向け、再講習などの各種メニューが用意されている。

▼メニュー

初学者 講習日程:5日、料金(税抜)345,000円
夜間限定変更(初学者) 講習日程:半日、料金(税抜)20,000円
目視内限定変更(初学者) 講習日程:半日、料金(税抜)40,000円
経験者 講習日程:2日、料金(税抜)115,000円
夜間限定変更(経験者) 講習日程:半日、料金(税抜)20,000円
目視内限定変更(経験者) 講習日程:半日、料金(税抜)20,000円
再講習(共通) 講習日程:1時間、料金(税抜)6,000円
再試験(共通) 講習日程:1回、料金(税抜)20,000円
備考 ※目視内限定変更は予定となっている。

▼開始日

受付開始 2023年10月5日
提供開始 2023年10月20日




申込~国家ライセンス取得までの流れ

以下の流れで、国家ライセンス取得までガイドラインを精読した担当者がサポートする。

STEP1 「技能証明申請者番号」の取得
・ドローン情報基盤システム2.0(以下DIPS2.0)にてアカウントを作成
・DIPS2.0にて技能証明申請者番号を取得
STEP2 受講申込
・必要書類を揃えて、受講希望時期を記載の上、同社に連絡を入れる。
STEP3 日程調整
・同社より申込書内容の確認及び日程調整が行われる。
STEP4 受講/修了審査
・学科、実地講習の受講
・実地修了審査は「指定試験機関」同一の基準で行う。
・学科及び実地講習を受講し、実地修了審査に合格した人には、講習修了証明証及び証明書番号が発行される。
STEP5 学科試験の受験
・指定試験機関(一般財団法人日本海事協会/ClassNK)のホームページから学科試験の受験申込を行う。
・試験申込システムに利用者登録(アカウント開設)して受験資格を確認。
・ClassNKから受験資格の確認及びCBT(Computer Based Testing)試験実施会社の案内がある。
STEP6 「無人航空機操縦者技能証明書」の取得
・全ての試験に合格後、国土交通省のDIPS2.0にて技能証明書の発行申請を行い取得する。
・技能証明書は郵送される。
・技能証明書の有効期限は3年となっている。




申込方法について

申込に必要な情報はサービス推進部スクール担当へ問い合わせることで提供される。

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ロボスタ編集部

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