ヴイストンがロボットプラットフォームサービス「ロボプラット」を提供開始 「ロボコネクト」の提供終了に伴い
2024年3月18日
By ロボスタ編集部
ヴイストンはNTT東日本が提供をしている「ロボコネクト」のサービス終了に伴い、同等のサービスである「ロボプラット」の提供を開始すると発表した。
ロボプラットの主な特徴
ロボプラットは、コミュニケーションロボット「Sota」をはじめとしたロボットが接続できるクラウド型ロボットプラットフォームサービス。
NTT東日本が提供をしている「ロボコネクト」と同等のサービスで、2025年4月30日に「ロボコネクト」の提供が終了されることに伴い、新たにヴイストンから提供されるサービスとして開始した。
1:ロボコネクトと同じ機能を提供
ロボプラットはNTT東日本「ロボコネクト」サービスの代替として、まったく同じ機能を提供するよう設計されている。
サービス提供元がNTT東日本からヴイストンに変更となるため、「ロボプラット」への申込みが必要だが、機材を買い直す必要はなく、旧来の「ロボコネクト用Sota」は、そのままロボプラット対応機器として使用可能。
また「ロボプラット」は以下の機能を提供する。
プレゼンテーション | Microsoft PowerPointと連携してSotaがプレゼンを行う。施設案内やイベントでの説明役など、さまざまな用途に活用できます(別製品「プレゼンSota」と同等機能)。 言語は日本語のほか、オプション(有料)で英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語に対応しているほか、複数台(最大5台)で掛け合いも可能。 |
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コミュニケーション | 対話: 話しかける言葉に応じた返答をする。同じ言葉でも、時間帯や回数で返答内容が変る。 オリジナルシナリオ設定: あらかじめ質問と回答を登録しておくことで、オリジナルの会話をすることが可能。 スケジュール設定: 設定した時間に、登録した内容をSotaが話す。定刻での案内、呼び込みなどさまざまな用途に活用が可能。 顔認識: 顔と名前を登録すれば、会話の中で覚えた顔を認識し、名前を呼んでくれる |
カメラ撮影 | 「写真を撮って」と話しかけると、Sotaが写真を撮影を行う。撮った写真はユーザーページからすぐに確認することが可能。 |
遠隔対話 | 外出先からSotaのカメラを通じて、離れた場所の様子を確認したり、対話をすることができる。 |
その他 | API機能の提供: Sotaと連携する「付加アプリケーション」の開発を希望するパートナー企業に、開発用APIを提供。パートナー企業が独自に開発した付加アプリケーションを組み合わせることによって、ロボットの用途を広げることができる。 OEM提供: 自社ブランドでのサービスの提供を希望するパートナー企業向けに、本サービス(「対話回数追加オプションを含む)」をOEMでの提供を行う。パートナー企業は、API機能を活用し開発された付加アプリケーションに限らず、自社のサービスと本サービスを組み合わせた、新しいサービスを提供することが可能となる。 |
2:Sotaレク、API連携などの機能もそのまま継続
ロボコネクト」で好評のレクリエーションサービス「Sotaレク」や、パートナー企業により付加アプリの開発が可能となる「API連携機能」などについても、「ロボプラット」では同様に提供される(「Sotaレク」の提供元は、キューアンドエーからゼッタリンクスへと変更となる)。
尚、「ロボプラット」のサービス開始にあたり、既存の「ロボコネクト」「Sotaレク」を使用しているユーザーには、各提供元から連絡するとしている。
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