川崎市が自動運転バスのレベル4実装に向けて「川崎市自動運転実装推進協議会」を設立 アイサンやティアフォーらが参画

川崎市は、深刻化する運転手不足の影響などから、路線バスの減便が相次いでいる。市民生活への影響や都市の利便性が著しく低下する懸念から、持続可能な地域交通環境の形成に向け、都市部における自動運転バスの実装を目指すとしている。

その政策を進めるため、2024年4月5日、自動運転の実装に向けた取組を多様な主体との連携・共創により推進するため、「川崎市自動運転実装推進協議会」を設立した。

自動運転レベル4とは、自動運転化レベルの定義において、システムが全ての動的運転タスク及び作動継続が困難な場合への応答を限定領域において実行するもの。

なお、2024年4月9日時点での協議会構成員は下記の通り。

※協議会は、会長を川崎市まちづくり局長、副会長を川崎鶴見臨港バス担当役員が担う。


協議会所掌事項

1. 自動運転の実装に向けた取組に関すること。
2. その他協議会の目的を達成するために必要なこと。

この取組における具体的な走行ルートや走行期間などについては、別途2024年夏頃に公表する予定。

冒頭の写真のメンバー
写真上段左より
株式会社ティアフォー VICE PRESIDENT 岡崎慎一郎氏
株式会社京三製作所 常務執行役員 交通機器事業部長 荒井正人氏
損害保険ジャパン株式会社 リテール商品業務部リーダー 島野陽介氏
写真下段左より
A-Drive株式会社 代表取締役社長 岡部定勝氏
川崎鶴見臨港バス株式会社 常務取締役 鬼頭恒寛氏
川崎市まちづくり局 局長 宮崎伸哉氏
アイサンテクノロジー株式会社 取締役モビリティ事業本部 本部長 佐藤直人氏

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ロボスタ編集部

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