『装甲騎兵ボトムズ スコープドッグをつくる』9/25創刊 全高51cmの1/8「スコープドッグ」に驚異のギミック搭載

アシェット・コレクションズ・ジャパンは、『装甲騎兵ボトムズ スコープドッグをつくる』を2024年9月25日に創刊する。

毎号付属のパーツを組み立てると、1/8スケール(全高51cm)に及ぶ大迫力モデル「スコープドッグ」と、本モデルオリジナルデザインのメンテナンスベース(専用台座・全高14cm)が完成するシリーズとなっている。(© サンライズ)


『装甲騎兵ボトムズ』とスコープドッグ

画像はプレミアム定期購読のアイテムを含めた完成写真のため実際の商品と異なる場合がある

『装甲騎兵ボトムズ』は、1983年に放映されたテレビアニメ。日本のロボットアニメは、『鉄人28号』、『マジンガーZ』、『機動戦士ガンダム』を経て数多くの作品が生まれ、巨大なジャンルを築き上げてきたが、その中においても『装甲騎兵ボトムズ』は、フィクション世界における実在感を示すリアルロボットアニメの頂点にふさわしい作品として、強い支持を得ている。

監督をつとめたのは高橋良輔氏。アニメ制作は、ロボットアニメ制作会社の雄「サンライズ(現・バンダイナムコフィルムワークス)」。テレビアニメ放映終了後も、OVA、映画、小説、ゲームなど脈々と続編・派生作品が制作され続け、今も根強い人気を誇っている。2023年には放映40周年を迎え、更なる盛り上がりをみせた。

キャラクターデザイナーの塩山紀生氏が描く、寡黙な主人公「キリコ・キュービィー」。百年戦争で荒廃したアストラギウス銀河を背景に、舞台を近未来都市、ジャングル、宇宙、荒野、砂漠へと移しながら、主人公を取り巻く謎を解きほぐすように、恋人フィアナや仲間とともに渡り歩く。その過程でキリコは、物語の背後にある大きな陰謀に対峙していく……。

なかでも、このボトムズにおいてメカニカルデザインをつとめた大河原邦男氏がデザインしたロボット 「アーマードトルーパー(AT)スコープドッグ」は、この物語に強い印象をもたらしている。

ロボットアニメによくある「主人公のために特別に作られた専用機体ではなく、大量生産された消耗品、ありふれたロボット兵器、乗り捨ててはまた乗り換える」という、今までにない斬新な設定がこのスコープドッグの魅力を高めた。とくに、スコープドッグが放つ兵器としての強烈な存在感と演出が、ロボットアニメの主役機という概念を覆しロボットアニメの在り方に一石を投じた作品であり、今も多くのファンを魅了し続けている。

本モデルは、そのスコープドッグの細部までデザイン・開発を行い、究極のリアルロボット模型を目指し、最上級の巨大モデルとして誕生させた。


メンテナンスベースのデザインは、メカニカルデザイナー 大河原邦男氏が担当

デザイン画:大河原邦男 彩色:アストレイズ

本モデルの最大の特徴のひとつが、本企画のためにデザインされたオリジナルのメンテナンスベース(専用台座)。

このメンテナンスベースは、コクピットのサイズを再現し操縦レバーを操作することで、機体の可動を実証実験するというコンセプトのもとに設計され、劇中でも印象的なシーンである降着姿勢やターレットレンズの回転などの操作を行うことができる。

デザインは『装甲騎兵ボトムズ』 メカニカルデザイナー大河原邦男氏が担当。また模型開発には、「玩具業界の何でも屋」の異名をとるアストレイズを迎え、長年の実績と経験から紡がれた細部までデザインされた、こだわりのモデルとなっている。


驚異のギミック満載のハイディテール巨大モデル

1/8スケール、全高51cmの大迫力モデルは、他では表現できないディテールや内部構造も実現。自動アクション、可動、光や音などの多彩なギミックで臨場感あふれるシチュエーションが楽しめる。

ターレットレンズ


メンテナンスベースのボタンでターレットレンズが120度、自動で回転し、左右にも自動で移動する。

降着機構


側面ハンドルによってスコープドッグ最大のギミックである降着機構をマニュアルで再現できる。

アームパンチ


強烈な一撃を繰り出すアームパンチの機構を自動で再現。薬莢が飛び出す排莢アクションも楽しめる。

胸部装甲ハッチ


胸部装甲ハッチの開閉が可能。操縦席にはキリコのフィギュア(プレミアム定期購読特典にて提供)を搭乗させることができる。

ターンピック&グライディングホイール


足底には、グライディングホイール、側面にはターンピックを装備し、それぞれ可動する。

バイザーの開閉


メンテナンスベースのボタンでバイザーを自動で開閉することができる。


股、膝、足首の各関節にラチェット機構を採用し、脚部の広い可動域を確保するとともに姿勢の保持を実現。


指関節はすべて可動。握りこぶし、自然なかたちの平手などを用意。工具を用いることで保持力の調整ができる。

ヘビィマシンガン


コントローラーのボタンでヘビィマシンガンの射撃音が鳴る。(定期購読特典にて提供)

そのほかにも、さまざまなギミックを搭載している。

ディスプレイスタンドと専用コントローラーを兼ねているメンテナンスベース

メンテナンスベースは、ディスプレイスタンドと専用コントローラーを兼ねている。スコープドッグの操縦レバーを模したコントローラーと側面ハンドル、数々のボタンの操作によって、劇中同様のギミックを楽しむことができる。


左右にある操縦レバーは劇中同様、水平状態から90度回転し垂直状態に可動

垂直状態では前後に動かすことも可能

側面には降着機構専用のハンドルを搭載。ハンドルを90度倒すことで降着姿勢をマニュアルで再現できる


充実のマガジンも

マガジンは、おもに下記の章で構成されている。

・組み立てガイド:模型の組み立て方の説明ページ。
・ATM-09-ST スコープドッグ超解析:主人公機であるスコープドッグのボディ各部をはじめ、武装や装備、さらにはバリエーション機なども射程に入れ徹底解説。

・AT&メカ・データベース:スコープドッグ以外の各種ATをはじめ、宇宙用艦船、航空機、陸戦車両、個人兵装など、劇中に登場したあらゆるメカを徹底紹介。

・キャラクター・ファイル:登場人物の相関図などを交え解説。テレビシリーズの主要キャラクターは「ウド編」「クメン編」「サンサ編」「クエント編」と細かく紹介。

・オール・アバウト・エピソード:一話ごとに複数ページで詳細に紹介。ゲストキャラやメカも別枠で解説し、特徴的な次回予告ナレーションの掲載など、資料性の高い内容です。

・バトルレポート:キリコやスコープドッグの戦闘面にスポットを当て、細かく解析。描き下ろしの戦況マップなど、ビジュアル面でも楽しみながら緊迫の戦闘を振り返ります。

・ワールドガイド :「百年戦争」「パーフェクトソルジャー(PS)」「バトリング」など、『ボトムズ』世界の専門用語をわかりやすく解説。

・『ボトムズ』スペシャルトーク:本誌独自の単独インタビューや対談、座談会を実施し、スタッフやキャストの方々に当時のエピソードを詳しく伺います。

・ボトムズ・ミュージアム:『ボトムズ』放映当時に販売されていたグッズや、アフレコ台本、広報用アイテムなど、いまとなっては貴重な品々を紹介。

・スコープドッグ ギミックモデル開発録:381/8ギミックモデルがどのような過程を経て完成に至ったのか、企画・開発の裏側をお見せします。

・ノモケンのスコープドッグ よもやま話 カスタム&エッセイ:プロモデラーであり、スコープドッグ模型制作の第一人者・野本憲一(ノモケン)氏によるエッセイページ。模型制作の基礎知識、直伝のカスタム講座、スコープドッグへの想いなど。

掲載予定作品:テレビアニメ『装甲騎兵ボトムズ』、OVA『ザ・ラストレッドショルダー』、『ビッグバトル』、『レッドショルダードキュメント 野望のルーツ』、『赫奕たる異端』、『野望のルーツ』、『ペールゼン・ファイルズ』、『幻影篇』、『孤影再び』、『機甲猟兵メロウリンク』、『Case; IRVINE』、『ボトムズファインダー』など。

見逃せない定期購読特典

定期購読申込者にはもれなく、通常の肩パーツと差し替えることができる肩アーマーパーツ(赤色)、組み立て途中のパーツを保管できる特製パーツボックス、射撃音の鳴るヘビィマシンガン(ロングバレル)、ミリタリーテイストを高めるマーキングデカール、ダメージ加工された金属製エッチングパーツがプレゼントされる。




ワンラックアップの“プレミアム定期購読”

第4号以降毎号300円(税込)追加で、貴重なアイテムが手に入る「プレミアム定期購読」を申し込みすることが可能。プレミアム定期購読を申込者には、レッドショルダーカスタムの武器セットとキリコ・キュービィーのフィギュアを、4回にわたって30号ごとに届けられる。

商品概要

商品名 『装甲騎兵ボトムズ スコープドッグをつくる』
価格 創刊号特別価格299円(10%税込)
第2号以降は通常価格2,199円(10%税込)
発売日 2024年9月25日(水) 
※地域によって発売日は異なります
販売場所 全国の書店・商品ウェブサイトにて発売
刊行頻度 全120号(予定)
判型 A4変型

(C)サンライズ

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ロボスタ編集部

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