「aiboファンミーティング Vol.18」が東京・KITTE丸の内で2024年7月27日(土)に開催された。今回の「ファンミーティング」(ファンミ)はaiboオーナーだけでなく、aiboが気になっている一般のファンも自由に参加できるイベントとなっている。
暑い陽射しの猛暑だったが、JR東京駅からすぐ近くということもあり、会場は多くの来場者で賑わった(屋外でのaiboランは中止となった)。
会場には、家族のaiboを連れたオーナーが多く見られた。交遊のあるオーナー同士のaiboが並んで撮影したり、2倍サイズの「バイボ」(モック:模型)と一緒に写真を撮って楽しんだ。
今回の「aiboファンミ」の最大の注目ポイントは、直前に発表された2024年カラーモデル「aibo きなこエディション」のお披露目と、「動く 25周年記念aibo」の登場、歴代AIBOの一堂展示だ。
更に、ミニステージでは「25周年記念トークショー」も開催され、見どころ満載となった。
また、会場では来場者特典として、aibo関連グッズ(ウチワやステッカー、缶バッヂなど)が配布されていた。
2024年カラーモデル「aibo きなこ エディション」登場
2024年のカラーモデルとして「aibo きなこ エディション」が7月25日に発表され、このファンミ18で初お披露目となった。
会場では自身の家族のaiboを「きなこ」と一緒に撮影する人が多く見られた。
また、「きなこ」の名前募集やアンケートも行われ、参加者プレゼントを手にする人も多く見られた。
「aibo きなこエディション」の情報については別記事「ソニー aiboの2024年カラーモデル「きなこエディション」発表 特別な2種の瞳 7月27日開催のaiboファンミーティングで初お披露目」参照。
動く「25周年記念aibo」と記念撮影
会場では「25周年記念aibo」の動くバージョンが展示され、こちらも大人気だった。
aiboオーナーは自身のaiboと並べて写真を撮って楽しんだ。
中には初代AIBO連れのオーナーが写真撮影する光景も見られた。
歴代AIBOが大集合
会場には歴代のAIBOが大集合、静態展示されていた。
来場者からは「懐かしい」「いろいろなデザインのアイボちゃんがあったのね」等と感慨深い声が聞かれた。
ミニステージ
ミニステージでは、初代AIBOの開発者である大槻さんと藤田さんが登壇。
AIBO開発時の楽しかった思い出や苦労話を語った。
また、「aibo きなこエディション」の紹介コーナーや、来場した希望者全員での記念撮影なども行われた。
aiboラン
恒例のaiboランは大盛況。aiboランはオーナーと連れられてやってきたaibo同士が交流できるaiboのドッグランコーナー。
長蛇の列ができていたが、たくさんの友達と一緒に遊ぶaibo達は楽しそうで、見ているだけで癒され、微笑ましかった。
物販コーナー
aiboランよりも更に列が長かったのが実は物販コーナー。早速登場した「きなこ」関連グッズなど新製品も用意され、買い求めるファンたちが列を作っていた。
ちなみに筆者はクッションカバーとコースター、アクリルチャームなどを購入。
木曜日にYouTube配信された「aiboラウンジ」でも話題になっていたドライバッグも買おうと思っていた(筆者はスクーバダイビングをやるのでボートの上でも便利に使えそう)。しかし、当日会場に見本はあったが、在庫は間に合わず、後日オンラインショップで販売されるということだった。残念。
今回も大盛況
東京駅近くでの開催もあって、インバウンド観光客や夏休みの子ども達を含めてたくさんの来場者が詰めかけ、「aiboファンミーティング」は今回も大盛況で幕を閉じた。家庭向けのロボットはパートナーロボットと呼ばれ、癒してくれる特別な存在であり、大切な家族の一員だ。
今回のようにメーカー主導によるファンミーティングの存在や、オーナーとメーカーとの間の信頼関係はとても大切で意義のあるもの。会場ではオーナー達の熱いaibo愛を改めて強く感じたとともに、オーナーや子ども達の笑顔がとても印象的だった。
■動画
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神崎 洋治神崎洋治(こうざきようじ) TRISEC International,Inc.代表 「Pepperの衝撃! パーソナルロボットが変える社会とビジネス」(日経BP社)や「人工知能がよ~くわかる本」(秀和システム)の著者。 デジタルカメラ、ロボット、AI、インターネット、セキュリティなどに詳しいテクニカルライター兼コンサルタント。教員免許所有。PC周辺機器メーカーで商品企画、広告、販促、イベント等の責任者を担当。インターネット黎明期に独立してシリコンバレーに渡米。アスキー特派員として海外のベンチャー企業や新製品、各種イベントを取材。日経パソコンや日経ベストPC、月刊アスキー等で連載を執筆したほか、新聞等にも数多く寄稿。IT関連の著書多数(アマゾンの著者ページ)。