本日、Pepperの開発リーダーの林要(はやしかなめ)さんがソフトバンクを退職することになったと本人から発表がありました。
2012年から3年半、Pepperプロジェクトに専念してきたあの林さんがソフトバンクを去る・・・ということで本当にいままでありがとうございました。林さんのおかげで今のPepperがあるわけですし、そのPepperがロボット業界全体に与えた影響は計り知れないと思います。
前職はトヨタ。エンジニアとしてレクサスLFAプロジェクト、F1開発スタッフなどを務めた上で、ソフトバンクアカデミアのグローバルコースで優秀な成績を残します。そこでソフトバンクに引き抜かれPepperプロジェクトをリードしていった林さん。いろんな意味で凄すぎですね。
その林さんの考え方がわかるインタビュー記事を以下に簡単にまとめておきました。
東洋経済オンライン /「ペッパー」が呼び寄せた異能の”トヨタマン”
東大新聞オンライン /Pepper開発リーダーが語る、プロジェクトマネジメント論
電子デバイス産業新聞 /ソフトバンクロボティクス(株) プロダクト本部 PMO室室長 林要氏
ビジネス+IT / 「人間らしくしすぎない」Pepper開発者が打ち明ける、ロボット作りを成功させた逆転発想
ビジネス+IT / Pepper開発者が語る、グローバルで成功する秘訣は「日本人としての強みを活かすこと」 伊藤 健二教授×源田 泰之氏×林 要氏
今後の林さんが何をなさるのかはまだ考え中で、決まり次第発表するとのこと。・・・ロボット業界だったりしないかなぁと期待しています。
また、林さんが卒業した、Pepper開発チームの皆さまにおいても、さらなる開発を応援したいと思います。
何はともあれ、林さん今まで本当にありがとうございました!
またどこかでお会いできますように!