ミサワホームグループのニュー・ライフ・フロンティアが赤ちゃんロボット「スマイビS」を高齢者や介護事業者向けにて販売開始しました。
どんなロボット?

このスマイビSは1歳前後の乳児を想定して開発した赤ちゃんロボット。
有料老人ホーム・介護情報館の館長である中村寿美子が監修するなど介護施設に向け、高齢者向けのロボットで、あえて会話機能を持たせていない点を特長としています。会話はしないものの、笑い声、泣き声は実際の赤ちゃんの声を使用し、癒やし効果を狙っているとのこと。また、赤ちゃんに対する対応は、認知症予防にも繋がるとしています。

ハードウェアとしては、マイク、加速度センサーを内蔵し、稼働部位は首、まぶた、口、LEDは頬や目の下に組み込まれています。これらを組み合わせて、使用者の声や抱き方に応じて動いたり、泣いたりわらったりなどのモーションやLEDを使った感情表現を行うようになっています。

高齢者の方が赤ちゃんのように抱っこしていますが、実際の乳児に比べるとサイズも小さく、重量も軽いという工夫がなされているそうです。
実際の動きは動画をご覧ください。赤ちゃんのように「お世話をしたくなるロボット」は高齢者市場向けとしてはありですね。
プレスリリース:高齢者向け赤ちゃんロボット「スマイビS」を販売



