本日、ユカイ工学が開発者向けに「BOCCO」のAPIを試験的に提供を始めた。API公開の目的はBOCCOユーザの利便性の向上、第三者のBOCCOプラットフォームの活用可能性を模索するとしている。
APIとは、Application Programming Interface(アプリケーションプログラミングインターフェース )の略で、今回BOCCOのAPIを使って、外部のプログラムからBOCCOを制御することが可能になる。機能的にクローズだったBOCCOにおいて、今回のAPI提供は非常に朗報だ。デベロッパーがBOCCOを使って様々な取り組みを行うことが期待される。

提供されるAPIについて
以下プレスリリースより一部抜粋。もともとBOCCOはハードウェアの機能がリッチではないロボットであり、このAPIの提供だけでBOCCOのかなりの部分を制御可能になると考えられる。
インターネットやセンサーに繋がった音声の出力ロボットとして活用できます。
BOCCOが話しかけられた言葉を活用できます。
BOCCOに録音された音声や、それをBOCCOが文字に起こした文章を取得することができます。
BOCCOOを通じてセンサーの情報を活用できます。
付属のドアセンサーや、新しいセンサーを開発しBOCCOと連携させることで、BOCCOをセンサーのハブとして利用することができます。
利用希望の開発者は法人・個人問わず、APIは、BOCCOベータAPI 申し込みサイトから申し込む形となっている。
これは当社にとっても大歓迎!ロボスタでもBOCCOは購入済みなので、いろいろAPIを試してみたいと思います。
見た目も可愛く、価格も29,000円と低価格なことも大きな魅力のBOCCO。これからの展開にも期待しています!

