「2017 Baidu World」にて中国ネット大手Baidu(百度:バイドゥ)が自社インテリジェント音声アシスタントDuerOS2.0を搭載した新しいスマートスピーカー、Ravenシリーズを発表した。今回はこの新シリーズ3機種を紹介する。
Raven H(スマートスピーカー)
まず最初のRaevnシリーズとして登場するのがスマートスピーカー(AIスピーカー)のRaven H。2017年2月にBaiduがスマート家庭用ハードウェアのスタートアップRaven Techを買収後、初のRavenシリーズとして登場したプロダクトとなる。
カラフルなプラスチック製の正方形が積み重ねられたデザインは独特だ。さらにLEDが埋め込まれたディスプレイタッチコントローラはベースから取り外すことができる。この凝ったデザインと設計はRaven Techとスウェーデンの家電メーカーTeenage Engineeringが共同で行ったものだという。
2017年12月から256ドルで販売予定となっている。
Raven R(6軸アームロボット)
Ravenシリーズ2機種目は、raven Hの機能をベースにした6軸アームロボット。
ユーザーとの会話に応じて、アームの動きや顔に搭載されたLEDディスプレイの制御で感情表現を行う。
実際公開されたイメージ動画を見ると、とても良く機能しているように思える。
Raven Q(AIホームロボット)
最後にRavenシリーズ3機種目、Rave Q。これはAIホームロボットというコンセプトで現在開発中だ。現時点では画像・動画は未発表。となっている。
プレスリリースの中ではSLAM、コンピュータビジョン搭載すると発表されており、家庭内を移動可能なコミュニケーションロボットと考えられる。
僕はこう思った:
小型アームロボットと会話できたら最高ですよね。欲しくなります。