家族をつなぐコミュニケーションロボット「BOCCO」、リビングと玄関の情報連携など「センサでみまもり」新機能追加

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コミュニケーションロボット「BOCCO」の開発と販売を行っているユカイ工学は、BOCCOと連動するセンサ(センサー)を活用した新機能を2つ追加したことを発表した。
BOCCOは、家族を繋ぐ見守りロボットだ。スマートフォン(以下スマホ)を持たない留守番をしている子どもや、離れて暮らす高齢の家族とインターネット経由で、外出先からスマホアプリを介して気軽に音声メッセージのやりとりができる。また、オプションのセンサを設置することでBOCCOと連動して機能を発揮する。例えば、玄関ドアに振動センサや鍵センサを設置することで、扉の開閉や施錠の有無をBOCCOが検知することかできる。また、部屋センサは温湿度などを感知する。それらの情報はBOCCOが発話して知らせたり、スマホへ通知することができる。
オプションの各センサは以下の4つが用意されている。

  • 振動センサ
  • 鍵センサ
  • 部屋センサ
  • 人感センサ


新機能

今回追加された新機能は、複数のセンサ情報を管理したり、連動して便利に活用できそうだ。

センサ一覧画面

連携しているセンサの一覧をBOCCOアプリ内に表示し、各センサの設定を行える。この画面から、後に紹介する新機能「センサでみまもり」を設定することもできる。


センサでみまもり

「センサでみまもり」には3つのレシピがある。

1.家族のみまもり

リビングのように頻繁に立ち入る場所に人感センサをセットすることで、リビングに誰かがいるか、どれくらい誰もいないのかを把握することができる。例えば、アプリで不在とみなす時間を設定すれば、その時間、センサが反応しなければ、あらかじめアプリで設定しておいたセリフをBOCCOが発話し、家族のスマホにも通知することができる。
また、通知の有効時間の設定ができる為、夜間に通知されることを未然に防ぐことができるという。


2.不在時の鍵のみまもり


リビングの人感センサと玄関のセンサを連動すると今まで以上に気の効いた機能が実現できる。例えば1時間、誰もリビングに立ち入らないまま玄関の鍵が開いていると、BOCCOが「鍵を閉め忘れてるかも?」と発話、さらに家族のスマホへそれを通知できる。


3.在宅時の鍵のみまもり


玄関の鍵を閉めずにリビングに誰かが入ってきたことを検知すると、BOCCOが「鍵を閉めよう!」と発話したり、家族のスマホへ通知することもできる。

「センサでみまもり」の発話内容はアプリで設定することができる。

BOCCOの本体価格は29,000円でセンサは各3,980円となっている(税別)。

《吉川 実里》
吉川 実里

吉川 実里

HAL東京でロボット勉強中の20歳・神奈川県民。ロボスタでインターンシップ中。なりたいロボットはダンボーで、手芸と読書と欅坂46が好き。精一杯頑張ります!

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