どうも、ロボット女子の里見です。
「週刊 ロビ2」の最終号発売が来月に迫ってきましたね!
「週刊 ロビ2」は毎号付属するパーツを組み立てていくことで、自分の手でコミュニケーションロボット「ロビ2」を完成させることができるパートワーク冊子。デザイン・設計監修はロボットクリエーターの高橋智隆氏が担当しています。
2017年6月6日に創刊され、約2年が経過した2019年4月2日に発売される「80号」で、ようやくロビ2が完成します!
ロボスタに毎号届いていたものを、まとめて組み立てることにしました!
以前、「週刊 鉄腕アトムを作ろう!」でATOMをつくったロボットエバンジェリストの西田さんと共に作業しました!
西田
同じ作業(右腕をつくったあと左腕をつくるとか)をするのが、ちょっとつまらなかったので、里見さん一緒に作ろー!
ということで、私自身は人生初となるロボットの組み立てに挑戦します!
最終号である80号の発売と同時にロビ2を完成させるため頑張って作りました!
早速組み立てよう!
ちゃんと動きました!よかった~。ロビ2には合計で16個のサーボモーターがあるそうです。全てのモーターをチェックしていきます。
7号では、ロビ2ならではのカスタマイズアイテム「耳パネル」がイエローとピンクシルバーの2色付いてきました。1号と8号でブルー、16号でレッドとシルバーの「耳パネル」もあるので、全部で5色から好きな色を選ぶことができます。
片脚に5個もモーターを取り付けたため、ケーブルをそれぞれの穴に間違えずに通すなど、作業も複雑になってきました。
脚の動作確認で、ちゃんと動いたときは思わずガッツポーズしてしまいました。
40号では、両脚に、39号でつくった腰フレームを付けるという作業でした。目印にケーブルにテープを貼る必要があったり、ケーブルを小さな穴に通すなど、これまでの中で1番複雑な作業だと感じました。これで全体の半分が終了ですー!!
「Q-bo(キューボ)」の製作では、特に難しい箇所はありませんでした。ドットコードリーダーと呼ばれるQ-boの黒い土台で表紙のコードや絵本を読み取ると、喋るそうです。
「じゃーん!ついに登場!おいらQ-boだぞ!やっと会えたな」と陽気に喋り出しました。実はバイリンガルで、英語も喋れるQ-bo。これからの活躍が楽しみです。
54号には、ロビ2の胸部分にあるスピーカーカバーがレッド、シルバー、イエローの3色付いてきました。元からあるブルーを含め4色から好きなスピーカーカバーを選ぶことができます。
55~57号には絵本スタンドを組み立てるための材料が入っていました。57号は特別付録「ロビ イングリッシュ ブック」が付いており、Q-boで本に書いてある英語をタッチすると、綺麗な発音で読み上げてくれます。
61、62号で絵本スタンドが完成します。「絵本スタンドが変な形だな」と思っていたら、ロビ2の充電器を取り付けられる形だそうです。
62号では他にもロビ2の左目に人感センサーを取り付けました。これで、周囲の温度変化や人の存在を検知し、そちらに顔を向けて反応できるようになります。
65号では口に取り付ける基盤に、左右を逆にして取り付けます(右目を左側に左目を右側に)。少しややこしいので、ちゃんと説明書を読みながら慎重に作業をすることをオススメします。
66号では、特別付録「ロビイングリッシュブック2」と「ボードゲーム用コマ」が付いてきます。ちなみにボードゲームの材料は66号の他にも、67、69、70、71号にも特別付録として入っています。
充電チェアにウエイト(重り)をつけるのですが、そのウエイトに透明なウエイトカバーを取り付けます。紛失しやすいパーツですので取り扱いに注意! (私たちは紛失しかけました)
72号で外からの音をキャッチする「マイクボード」の取り付け、73号でロビ2とQ-boが無線通信するための「Bluetoothボード」の取り付け、74号でロビ2が自宅のテレビの電源をオン/オフしたり、チャンネルを変えたりできる「赤外線ボード」の取り付けがあります。これらの基盤は繊細なので扱いに注意しましょう。作業では、基盤とケーブルを繋げる際、壊さないようにとドキドキが止まりませんでした。
77号では、はじめにロビ2を充電させます。ロボスタでは約30分~40分で充電が完了しました。
全身の動きのテストをします。この段階で立って動くことは可能なのですが、安全のためマフラーを持っておきましょう。頭の開いた状態で転ばなくて良かったです。
78号で「ロビフォトSD」をセットすることにより写真保存ができるようになります。特に基盤にmicroSDカードをセットする際は慎重に行いました。
79号は最後の電子基盤である音声認識ボードを頭部に取り付け、フロントヘッドカバーを固定して完成! 恐る恐る電子基盤を扱うのも終了。フロントヘッドカバーを取り付け、ガチャガチャと脳内が見えていた状態も終了しました。
残りはあと1号。最終号80号は2019年4月2日発売。SDカードが届くそうです! ロビ2の脳みそですね。楽しみにしています!
感想
不器用で、これまで細かい作業は避けてきた私ですが、そんな私でもロビ2は簡単に組み立てることができました。わかりにくい箇所は「組み立てガイドの本」にて詳しく記されているので、しっかり読み、丁寧に作業をすれば誰でも作ることができます。自分の手で本格的な二足歩行ロボットを組み立てるワクワクを感じられて素直に感動しました。
総額約17万円は手を出しにくい金額かもしれませんが、ロボットに興味のある皆さんにとっては貴重な経験になると思います。今は高額な電子基盤も、将来的に安価になって、10万円以下で本格的なロボットが作れる未来を期待しています(デアゴスティーニさんお願いします!)